NISSAN SILVIA K’s (PS13)の概要
1988年発売のS13系シルビア。当時、プレリュードに代表される“デートカー”として登場したが、5ナンバーサイズのFR車でターボモデルも用意されたため、走り屋の間で大人気となった。キャッチコピーは「アートフォース・シルビア」。
グレード展開は1.8ℓ直4DOHC(135ps/16.2kgm)を搭載するJ’sとQ’s、同ターボのCA18DET(175ps/23.0kgm)を搭載するK’s。同年、通産省選定のグッドデザイン大賞や’88~89年の日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。また、オープンボディを持つオーテックジャパン製のコンバーチブルも発売された。
1991年にマイナーチェンジ。エンジンが2ℓ直4DOHCに切り替わり、J’sとQ’sにはSR20DE(140ps/18.2kgm)、K’sにはターボ仕様のSR20DET(205ps/28.0kgm)が搭載された。
チューニングベースとして人気なのは後期型2ℓモデルで、アフターパーツも豊富。ドリフトの世界では生産終了から20年以上が経つ今でも現役マシンを見ることができる。
NISSAN SILVIA K’s (PS13)のスペック
メーカー:ニッサン
車名:シルビアK’s
車両型式:PS13
全長×全幅×全高:4470×1690×1290mm
車両重量:1150kg
エンジン型式:SR20DET
エンジン形式:直4DOHCターボ
排気量:1998cc
最高出力:205ps/6000rpm
最大トルク:28.0kgm/4000rpm
あなたが選ぶゴールデンエイジカー
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夜な夜な大量のガソリンを燃やしながら、タイヤでアスファルトを焦がし、爆音と共にストリートで戦いを繰り広げていた。1985年、FC3Sが登場。チューニングカー黄金時代の幕開けである。1989年のBNR32の登場によりチューニングカー同士の戦いは加速していく。
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