エッセンでの注目カスタムカー4台まとめ(ロリンザー、ACシュニッツァー、テックアート、マンソリー)

開催されたばかりの2015年エッセン・モーターショーで発表されたクルマから、ロリンザー、ACシュニッツァー、マンソリー、テックアートの4台をピックアップしてご紹介しましょう。

東京オートサロンより一足早く開催された、ヨーロッパ最大のアフターパーツショー

東京オートサロンは毎年1月の開催ですが、年末のクリスマスシーズン前に開催されるアフターパーツショーといえば、そうドイツで開催される「エッセン・モーターショー」です。

ドイツのエッセンという街で開催されるこのショーは、東京オートサロンとSEMAショーと並ぶ世界3大アフターパーツショー。何しろクルマの本場ドイツでの開催ですから、地元の有名チューナーがこぞって披露する新作に世界の注目が集まります。

開催されたばかりの2015年エッセン・モーターショーで発表されたクルマから、ロリンザー、ACシュニッツァー、マンソリー、テックアートの4台をピックアップしてご紹介しましょう。

ロリンザー C50

Lorinser C50

引用:carsdaily.de

Lorinser C50

引用:carsdaily.de

「AMG C450」をさらにアグレッシブに

メルセデスのチューニングで有名なロリンザーは、「AMG C450」用のチューニングパッケージ「ロリンザーC50」を出展。トライアングル形状をした独特のダクトが印象的なフロントバンパーやグリルを始めとするエアロパーツと19インチのオリジナルホイール、専用サスペンションなどで精悍な雰囲気。パワーも367ps/520Nmから435ps/620Nmへとアップしています。

ACシュニッツァー ACS 1 5.0d

ACS1 5.0d

引用:bmwblog.com

 

ACS1 5.0d

引用:bmwblog.com

トリプルターボディーゼルをフロントへ搭載する「1シリーズ」

ACシュニッツァーといえばBMWのチューニングで知られていますが、今年の新作は「1シリーズ」をベースにした「ACS1 5.0d」。名前からもわかるようにエンジンはディーゼルですが、これが何と欧州では「5シリーズ」などに搭載されている3.0L直6トリプルターボディーゼル!

これをさらに400ps/800Nmまでチューンしてしまっているのです。このエンジンを軽量な「1シリーズ」に載せているのですから、その速さは0-100km/h加速4.5秒というものすごさ。内外装にも手が加えられて、スペシャルな1台に仕上がっています。

テックアート・マグナム

TECH ART MAGNUM

TECH ART MAGNUM

これぞ「カイエン」最強仕様

もはやポルシェの中心車種といえる「カイエン」。テックアートが送り出す新たなマイチェン後カイエン用パーツが「テックアート・マグナム」。まずはその迫力のエクステリアに目を奪われます。

独特のデザインの前後バンパーだけでなくダクト付きボンネットやオーバーフェンダー、またテックアートの特徴であるヘッドライトリングも装着されて「カイエン」の存在感は大幅にアップ。さらに専用コンピューターとマフラーにより、ターボ系モデルは最大700ps/920Nm、ディーゼル系モデルは420ps/950Nmにまでパワーアップが図られています。

東京オートサロンではラガーコーポレーションのブースに展示されます。

マンソリー・カルボナード・アペルトス

Mansory Carbonado Apertos

引用:lambocars.com

すべてをカーボンで固めた1250psアヴェンタドール

そして、いつも超ド級のカスタムを見せてくれるマンソリーからは、全身カーボンの「カルボナード・アペルトス」です。全身カーボンと言っても、その徹底ぶりがハンパないんです。

ドア、フェンダー、バンパー、ボンネットなどのボディパネルはもちろんのこと、ホイールもカーボン、エンジン回りのパーツもすべてカーボン、センターコンソールもメーターカバーもステアリングもすべてカーボン!

そしてエンジンは本来12気筒NAの「アヴェンタドール」にツインターボを装着して何と1250ps!ホントにその異次元っぷりにはいつもながら脱帽です。

まとめ

日本でも人気の有名チューナーの新作が見られるエッセン・モーターショー。機会があればぜひ一度見ておきたいですね。

でも、これらのドイツ発新作カスタムパーツが、早速オートサロンに展示される可能性も非常に高いんですよ。世界最新のカスタムトレンドがわかる東京オートサロンは、やはり見逃せません!

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