【か行】今さら聞けない!チューニングカー用語辞典

正しく意味を言えますか?今さら知らないと言いづらい、チューニングカー用語の辞典。か行。

キャスター

caster

引用:astamuse.com

キャスターとは、タイヤが接地している時の向きを決めるアライメント要素のひとつ。キャスターは操舵軸の傾きで、直進性やステアリング操作時の接地性に影響を与えます。調整には社外パーツの装着が前提となりますが、サスペンション形式によっては調整できないこともあります。

キャッチタンク

catch-tunk

引用:astamuse.com

キャッチタンクとは、上の画像、右下に見える銀色の円筒形状のタンクです。

エンジンから出るブローバイガスは、ノーマル車ではインテークパイプに戻しています。しかし、ブローバイガスに混ざったオイルがエンジンに悪影響を及ぼすのを防ぎたい場合、配管の途中にタンクを設置し、オイルを分離させて回収します。このタンクをキャッチタンクと言います。

キャッチタンクを通過したガスは、レーシングカーなどでは大気に開放してますが、車検を通すにはインテークパイプに戻す必要があります。

キャンバー

camber

引用:hidefool.com

キャンバーとは、アライメント要素のひとつ。前から見た際のタイヤが傾いている角度を示します。

「ハ」の字ならばネガティブキャンバー、逆「ハ」の字であればポジティブキャンバーとなります。コーナリング時やブレーキング時のタイヤ接地性に大きな影響を与えます。

鬼の様に激しい角度を付けたモノを「鬼キャン」と呼びます。また鬼キャンはアメリカ等では「Camberd」と称され、特に最近人気の高いジャンルです。

キャタライザー

キャタライザーとは、排気ガス中の有害成分を減らすため、フロントパイプやマフラー、エキマニの途中に設けられた浄化装置。排気ガスが通ると内部で化学反応が起き、有害成分が害のない成分に変化します。

ただし、内部は無数の蜂の巣状の穴を持つ構造のため排気抵抗が大きく、それを改善するために浄化性能はそのまま、内部の目を粗くすることで排気抵抗を低減するスポーツキャタライザーがラインナップされます。

機械式LSD

LSD

引用:pure86.com

機械式LSDとは、左右輪の駆動トルクに差が出ると内側のプレッシャープレートが多板クラッチを押しつけ、左右輪の回転差を抑える働きをします。効き方にはややクセがありますが、効きの強さを調整でき、調整幅も広いので、チューニングカーやレーシングカーでよく使われます。また、アクセルON時のみ作動する1ウェイ、ON/OFFに関係なく作動する2ウェイ、両者の中間にある1.5ウェイと、効き方のちがう3種類が存在します。

02-02

引用:osgiken.co.jp

圧倒的なディスク枚数で100%ロックを実現するOS技研のスーパーロックLSD。独創のメカニズムにより、ロックに至るまでのマイルドな過渡特性を実現した進化型の機械式LSDです。

チューニングカー用語“く”

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