【東京オートサロン2019】扱いやすさと速さを両立した600ps仕様
O・Zレーシングオリジナルホイールにも注目! 世界中に熱狂的なファンを持つ、ニッポンを代表する最高速系チューナー、スモーキー永田。トップシークレットを率いる彼が、いま最も得意とするチューニングと言えばR35 GT-Rだ。 […]
O・Zレーシングオリジナルホイールにも注目!
世界中に熱狂的なファンを持つ、ニッポンを代表する最高速系チューナー、スモーキー永田。トップシークレットを率いる彼が、いま最も得意とするチューニングと言えばR35 GT-Rだ。
今回ブースにはBNR32、BCNR33、BNR34、R35と第2世代、第3世代GT-Rが6台並んだが、シルバーボディのR35は、初期型MY07をベースとしたMY17仕様として仕上げられている。
外装はMY17に対応した同社のフルバンパーキット、エアロボンネット、サイドディフューザーVer.2、新型GTウイングを装着。足下を飾るのは、F1やインディ、WRCの世界で圧倒的な装着率を誇るホイールメーカーの名門、イタリアO・Zレーシングに製作を依頼する35GT-R SF トップシークレットバージョンだ。
サイズは20インチでフロント10.5Jインセット30、リヤは11Jインセット15。そこに255/40、285/35サイズのポテンザRE-71Rがセットされる。
見た目だけでなく中身もMY17仕様に
エンジンは吸排気+ECUチューン仕様。ポイントは、エンジン&ミッションECUにMY17のデータをインストールし、さらにトップシークレットで独自のセッティングを施していること。年次改良によってバージョンアップが図られているR35では、ECUも最新が最良とされているのだ。
これにより、最高出力は592ps、最大トルクは78kgmまで向上。MY07のカタログスペックに対して約120ps、20kgmも上回っている。
また、足回りは純正ダンプトロニック改全長調整式車高調にリフターシステムを追加。スイッチ操作での減衰力調整機能を活かしながら、車高調整を可能とし、さらに段差などを通過する際にはリフターシステムで瞬時に車高を上げられるなど、日常域での実用性も考慮されている。
「GT-Rが最も似合うステージはストリート」と考えるスモーキー永田。このR35GT-Rは、それが色濃く反映された1台なのだ。