• TOKYO AUTO SALON 2022
  • 2022年1月25日

【東京オートサロン2022】コンプリートカーだからこそ表現できる美しさで魅了する「M’z SPEED」 【LUV LINE LAND CRUISER 300、CROSS LINE HILUX、LUV LINE YARIS CROSS、LUV LINE HARRIER、CROSS LINE PRADO】

毎年、魅力的なエアロパーツをまとったカスタムモデルで来場者を楽しませてくれる「M’z SPEED」。実用性を損なうことなく、けれどしっかりと個性を主張する心憎いデザインやボリューム感はなんとも絶妙で、幅広い車 […]

毎年、魅力的なエアロパーツをまとったカスタムモデルで来場者を楽しませてくれる「M’z SPEED」。実用性を損なうことなく、けれどしっかりと個性を主張する心憎いデザインやボリューム感はなんとも絶妙で、幅広い車種に設定があるのもうれしいかぎり。パーツ製造にあたっては国内自社工場にて生産体制を整え、ボディパーツのほか現在はオリジナルのアルミホイールも展開するが、用意するアイテムの品質の高さはよく知られているところだ。

「M’z SPEED」はアフターパーツとしてエアロの販売も行っているが、「新車カスタムコンプリートカー」という新たなクルマの楽しみ方をいち早く提案したことでも大きな注目を浴びた。ボディパーツを中心にトータルでプロデュースした新車を販売しているのだが、今回はデビューしたばかりのランドクルーザー300をはじめトヨタ車を合わせて5台、展示ブースに並べている。また、「M’z SPEED」の新車カスタムコンプリートカーの新メニューとして用意された「カスタムラッピング」も披露した。

隅から隅までスキなし!!「LUV LINE LAND CRUISER 300」

東京オートサロンで初披露となった「LUV LINE LAND CRUISER 300」は、オン/オフどちらのシーンにも似合うスタイリングを意識したエアロパッケージをまとう。装着したボディパーツは、フロントハーフスポイラー、フロントグリル、サイドステップ、リアアンダースポイラー、リアゲートスポイラー、オーバーフェンダー、ピラーパネル、フェンダーダクト、ドアミラーカバー、LEDバックフォグランプキットなど多岐にわたるが、ウインカーと連動するシーケンシャルタイプのラインLEDデイライトキットの採用がトピック。通常はホワイトで点灯し、ウインカーを作動させるとオレンジでシーケンシャル式に流れる仕様になっている。

また、ボンネットセンターとテールゲート、ピラーより上部をマットブラックでラッピングしたことで存在感がグッとアップした印象。リアアンダースポイラーにフィットするカーボンテールのZEUS4本出しマフラーや、22インチのタイヤ・ホイール、ニットーNT421Q & FORGED DESIGN 787も精悍さをさらに高めている。

 

独創的な提案満載の「CROSS LINE HILUX」

ハイラックスGRスポーツをベースに仕立てられた「CROSS LINE HILUX」も、東京オートサロンでベールを脱いだ一台。「CROSS LINE(クロスライン)」は「悪路を走破する姿を容易に想像できるスタイル構築」というコンセプトに則ってデザインされるエアロブランドだ。ボディカラーはスーパーホワイトだが、ボンネットの一部とボディサイドをサテンパーフェクト・ブルーにラッピングし、ACCイージーアップでリットアップした姿は実にアクティブな印象。さらに、フロントハーフスポイラー、リアアンダースポイラー、フードトップモール、ドアミラーカバー、ピラーパネル等のボディパーツを装着し、ヒッチメンバーも備える。

注目されるのは、ボディパーツがそれぞれブラックもしくはカーボン柄で、オリジナルのボディラインに融け込ませるというよりは、その存在をくっきりときわだたせる意図がみられること。エアロパーツ開発にあたっては、ピックアップトラックに相応しいアタッチメントパーツ的なイメージで装着できるようにこだわったそうだ。例えば片側2連のLEDデイライトを組み込んだフロントハーフスポイラーは、一般的なエアロパーツのようにバンパー下をすべて覆うようにはせず、あえて両端を短くすることで“アタッチメント感覚”を強調している。

このほかにも、サイド出しエキゾーストやトーヨー オープンカントリーR/Tに組み合わせたJuno 859 MonoBlock 20インチホイールなどで、スタイリッシュさを損なわずによりワイルドなイメージを高めていた。

 

カスタムラッピングが秀逸な「LUV LINE YARIS CROSS」

ボディサイドをマットダークグレーでラッピングし、ブラックボディとの2トーン仕上げが目を引く「LUV LINE YARIS CROSS」。ボンネットからグリル、フロントバンパーにかけてスピンドルデザインをイメージさせる斬新なカスタムラッピングは、このクルマの見どころのひとつだろう。エアロパーツはヤリスクロス本来のユーロスポーティテイストをさらに磨きあげるべく開発。LEDデイライト付きフロントハーフスポイラー、フロントグリルガーニッシュ、サイドステップ、リアアンダースポイラー、リアゲートスポイラー、リアピラーガーニッシュ、リアガーニッシュ、ドアミラーカバー、ピラーパネルなどを装着していた。

また足回りはRS-R Best-i ダウンサスでほどよく車高を落とし、タイヤ・ホイールは20インチのニットーNT555 G2にJulia Balianを組み合わせている。

 

精悍さ際立つ大人気の「LUV LINE HARRIER」

「新車カスタムコンプリートカー」のラインナップの中で高い人気を誇る「LUV LINE HARRIER」は、今回の展示で唯一ラッピングが施されていなかったが、力強さを感じさせる前後スポイラーのデザインや、LEDデイライトの装着で、しっかりと個性を主張していた。装着したボディパーツは、フロントハーフスポイラー メッキガーニッシュ仕様(LEDデイライト付属)、フロントグリルType A、デイライトキット、サイドステップ、リアアンダースポイラー、リアゲートスポイラー、ドアミラーカバー、LEDバックフォグランプなどで、チタンカラーテール左右4本出しのエキゾーストシステムも装着。

また、クスコ製車高調をベースに理想のローダウンシルエットと快適な走行性の融合を追求した「アジャスタブルサスペンション V-spec」を装着し、しっかりとローダウン。ニットーNT555とFORGED DESIGN 888の22インチ タイヤ・ホイールの組み合わせをスタイリッシュに履きこなしている。

 

オンもオフもいいとこ取りの「CROSS LINE PRADO」

ハイラックスとともに新しいエアロブランド「CROSS LINE」からリリースされた「CROSS LINE PRADO」。走破性をスポイルしないように、フロントハーフスポイラーやリアアンダースポイラーは小ぶりに設計しているのがポイントだ。また、フロントハーフスポイラーにはタフなイメージを持たせたバンパーガード的なデザイン要素を採り入れつつ、街中を走らせても景色にとけ込めるスタイリッシュさも併せ持っている。

展示車両はフロントハーフスポイラー、フロントグリル、リアアンダースポイラー、デイライトキット、ボンネットプロテクター、フェンダーダクト、ドアミラーカバー、ピラーパネル、LEDバックフォグランプ、ヒッチメンバーなどを装着していたが、ブラックのボディカラーをベースにマットミリタリーグリーンの2トーンラッピングを施しているのもなかなかワイルド。タイヤ・ホイールは、20インチのトーヨー オープンカントリーR/Tにjuno crystallineを組み合わせた。