• TOKYO AUTO SALON 2022
  • 2022年1月21日

【東京オートサロン2022】“プレランナー”スタイルを強く意識した、王道のオフロードカスタム【RAV4 Adventure ×2】

メッキパーツ、スチールパーツ、LED製品などのエクステリアカスタムパーツをはじめ、最新車種向けのオリジナル製品を幅広く取りそろえる「NEXUS JAPAN(ネクサス・ジャパン)」。東京オートサロン2022には2台のRAV […]

メッキパーツ、スチールパーツ、LED製品などのエクステリアカスタムパーツをはじめ、最新車種向けのオリジナル製品を幅広く取りそろえる「NEXUS JAPAN(ネクサス・ジャパン)」。東京オートサロン2022には2台のRAV4 Adventureをブースに並べたが、どちらも西海岸で人気の“プレランナー”と呼ばれるスタイルをイメージしたカスタムで来場者の視線を集めた。

プレランナーはオフロード走破性にポイントを置いたレーシングトラックのモディファイを指すもので、バハレースなどにおけるテスト走行「プレラン」に由来している。過酷なデザートコースを駆け抜けるため、ファットなタイヤとそれを収めるワイドなフェンダー、そしてショートバンパー&パイプ組みのスチールバンパーガードがお約束。そんな仕立てに倣って一気にワイルドな印象に大変身しているが、一部装着パーツを変更して、それぞれが個性を主張しているのも見逃せない。

 

ハードな印象でまとめられた黒のRAV4 Adventure

アティチュードブラックマイカのボディが精悍な一台は、「NEXUS JAPAN」オリジナルの「2.5インチ リフトアップ キット」を装着。スペーサーで車高をかさ上げするタイプで、オフロード走破性向上にも欠かせないアイテムといえる。エクステリアはRAV4専用設計オーバーフェンダーキットを装着。片側出幅30mmタイプで、マットブラックのABS樹脂の質感とダミーリベットがなんとも戦闘的だ。それに呼応するかのように力強さをアピールするタイヤ&ホイールは、17インチの「MONSTA MUD WARRIOR」と「DELTA FORCE OVAL」を組み合わせた。

さらに注目なのが“顔立ち”。「FRP製ショートバンパー」と無骨な「スチールバンパーガード」によって、タフさが際立つルックスに変身している。もちろんオフロード走行でダメージを受けやすい車体をプロテクトする役目も担い、グリルマーカー付きの「アイアングリル」もチョイス。このほかにもフロントセクションには、「ボンネットバグガード」や「LEDルーフマーカー」などがセットされていた。

さらに後方へと目を向けると、「サイドドアプロテクター」のほか、サイドステップは右側にスチール製の「ランニングボード」、左側はステップの乗り降りが容易になった前後分割タイプの「ナーフステップバー」を装着。このほかにも「ルーフラック」や人気の携行コンテナ RotopaXを装着可能にする「タンクブラケット」、「アルミ製角タイプリアラダー」、背面にスペアタイヤを装備できる「スペアタイヤヒッチキャリア」などが取り付けられていた。

 

さらにワイルド、アーバンカーキのRAV4 Adventure

もう1台はアーバンカーキのボディカラーをまとうRAV4 Adventure。こちらもインチアップを行っているが、スペーサーを用いて車高を上げているのは変わらないものの、商品は「ACC EZ up」をチョイス。加えてtanabeのリフトアップスプリング「SUSTEC UP210」を組み合わせ優れた走破性を確保した。「専用オーバーフェンダーキット」の装着も“ブラック”と変わらないが、ボディ色とのマッチングなのかよりワイド感が強調された印象。タイヤ&ホイールは「Toyo Open Country A/TⅢ」と「ICON Alloys REBOUND」を履く。

一方、フロントフェイスもやや異なる。「FRP製ショートバンパー」と「スチールバンパーガード」は同じように取り付けられているのだが、後者はグリルガード付きを選んでいる。「サイドドアプロテクター」、「ナーフステップバー」、「タンクブラケット」などを装着しているのは、ブラックのRAV4 Adventureと変わらない。

黒ボディと仕様が大きく異なると感じるのは、ルーフラックのチョイスによるところが大きいかもしれない。ルーフ形状に沿ったデザインを与えたRAV4完全専用設計のローフォルムタイプを取り付けており、このほかに「スチールタイプ リアラダー」もアルミ角タイプとはひと味違った雰囲気を醸し出していた。