• TOKYO AUTO SALON 2022
  • 2022年1月19日

【東京オートサロン2022】美しすぎるGR86を筆頭に、ライフスタイルを豊かにするカスタムを提案。【BLITZ GR86 Concept、BLITZ BRZ、BLITZ CIVIC、BLITZ NX 350 F sport、BLITZ LAND CRUISER GR SPORT】

トータルチューニングメーカーのビッグネーム「BLITZ(ブリッツ)」は、“TUNE YOUR LIFE”をコンセプトに掲げ、多彩な商品展開でクルマ好きをサポート。東京オートサロン2022では、得意とするボルトオンターボや […]

トータルチューニングメーカーのビッグネーム「BLITZ(ブリッツ)」は、“TUNE YOUR LIFE”をコンセプトに掲げ、多彩な商品展開でクルマ好きをサポート。東京オートサロン2022では、得意とするボルトオンターボや足回り、吸排気系などはもちろん、最新のレーザー&レーダー探知機や人気のマルチモニターの進化バージョン「Touch-B.R.A.I.N.+」を前面に押し出し、機能満載の最新デバイスにも強いことを印象づけた。

見ているだけでハイクオリティが伝わってくるオリジナル商品の展示にも心奪われるが、やはり主役となるのはカスタムカー。今回の展示は合わせて5台で、GR86(ZN8)、BRZ(ZD8)、シビック(FL1)のスポーツカーに加え、ランドクルーザー300、レクサスNXと2台のSUVを用意。すべて公道走行を前提としたカスタムが施され、クルマの楽しさや快適性などをさらに高めるチューニングを通じ、ライフスタイルを豊かにする提案が込められていた。

個性際立つエアロが目を引く「BLITZ GR86 Concept」

BLITZのブランドプロモーションデモカーとして位置づけられるのが「BLITZ GR86 Concept」である。フロント・サイド・オーバーフェンダー・リア・ウイングで構成されるボディパーツ「AERO SPEED R-Concept」を装着するが、なかでも顔立ちが目を引く。スマートですっきりとしたデザインなのだけれど、LEDで輪郭が浮かび上がる、両サイドに設けたダクト部に独創性を感じる。

もちろん中身も進化している。足回りは完全フルオートで減衰力を調整する車高調「DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS」のほか、ブレーキシステムも「BLITZ BIG CALIPER KIT Ⅱ」を投入。ENKEI RS05RRとDUNLOP DIREZZA Z3を組み合わせたタイヤ・ホイールは18インチを選んでいる。

FA24型ユニットは開発中の「TURBO SYSTEM」でスープアップし、吸気系は「CARBON POWER AIR CLEANER & CARBON SUCTION KIT」を装着。さらにエキゾーストシステムは「NUR-SPEC CUSTOM EDITION QUAD MODEL」をチョイスした。今後も足回りパーツやオイルクーラーキットなどが次々にリリースされる予定で、GR86/BRZオーナーはBLITZの動向に注目していただきたい。

GR86/BRZのチューニング、はじめの一歩はここから!!

続いて紹介するのは「BLITZ BRZ」。オリジナルが本来持っている素性の良さをスポイルすることなく、より進化させるべく吸排気を中心としたNAチューニングを提案したカスタムカーだ。吸入気温度と吸入効率にこだわった「CARBON INTEAKE SYSTEM」を装着し、マフラーは「NUR-SPEC CUSTOM EDITION」に交換した。

エクステリアは、「AERO SPEED R-Concept」のフロントリップスポイラー、サイドスポイラー、リアディフューザー、トランクエアリデューサーをまとい、よりスポーティな装いとなっている。車高調は「DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS」を取り付けローダウン。ホイールはENKEI GTC01RRの18インチで、前後とも235/40/18サイズのDUNLOP DIREZZA Z3を組み合わせた。

 

独自の空力技術を採用したエアロパーツが決め手

新型シビックを素材にBLITZが仕立て上げた「BLITZ CIVIC」は、ボディパーツの仕立てに工夫の跡がうかがえる。「AERO SPEED R-Concept」のフロントリップスポイラーとリアディフューザーを装着するが、フロントはロードクリアランスをしっかり確保しつつ“低さ”を印象づけるデザインを採用。

また、リアはバンパー下側に取り付けられた純正の別体パーツを取り外してから、リアディフューザーを装着し一体感を演出した。これによりハーフタイプながら、4本出しの「NUR-SPEC CUSTOM EDITION」マフラーも見栄えよく装着可能となっているのも見逃せない。なお、足回りは「DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS」を装着している。

 

吸排気チューンとローダウンで新型NXがさらに進化

スポーツモデルだけでなくSUVにもBLITZらしい手法でカスタマイズされていた。まずは「BLITZ NX 350 F sport」。フルモデルチェンジでレクサスの新しいエンジンや技術が搭載されたNXを、BLITZのノウハウ でよりブラッシュアップ。新型2.4Lターボエンジンのポテンシャルを引き出すために、「CARBON POWER AIR CREANER」と「NUR-SPEC CUSTOM EDITION」マフラーを装着。

さらに、「DAMPER ZZ-R」でほどよくローダウンし、20インチのENKEI RS05RRにDUNLOP VEURO VE304をセット。いわゆる王道のインチアップ&ローダウンだが、快適性を損なわない乗り味に仕上げられているのが大きなポイントである。

 

運転しやすさと快適性にこだわった「BLITZ LAND CRUISER GR SPORT」

東京オートサロン2022は、新型ランドクルーザーも数多く展示され注目の的となっているが、BLITZも魅力的なカスタムを施した一台をブースに並べた。ベースとなったのは“もともと”スポーティな装いの「ランドクルーザーGRスポーツ」で、足まわりに専用セッティングを行った「DAMPER ZZ-R」を装着。ローダウンしつつもよりしなやかな乗り心地と運転のしやすさを目指したという。NXと同様に「CARBON POWER AIR CREANER」と「NUR-SPEC CUSTOM EDITIONで吸排気チューンを行い、気持ちのいい走りも実現する。