• TOKYO AUTO SALON 2022
  • 2022年1月31日

【東京オートサロン2022】美しさの中に躍動感を感じさせるエアロがクルマ好きを魅了する「ARTISAN SPIRITS」【BLACK LABEL GR86、LC500 CONVERTIBLE、IS300GT、LEXUS LM CONVERSION、BLACK LABEL LS500、BLACK LABEL HARRIER】

エレガントなのにアグレッシブ、そしてクルマの魅力をさらに際立たせるエアロパーツを数多くリリースし、世界から注目を浴びている「ARTISAN SPIRITS(アーティシャンスピリッツ)」。「ACTIVITY & DESIG […]

エレガントなのにアグレッシブ、そしてクルマの魅力をさらに際立たせるエアロパーツを数多くリリースし、世界から注目を浴びている「ARTISAN SPIRITS(アーティシャンスピリッツ)」。「ACTIVITY & DESIGN(アクティビティ&デザイン)」をブランドコンセプトとして掲げ、斬新さを湛えながらもクルマの基本性能を妨げることのない“機能性”と、静止した状態からでも走る姿をイメージすることができ、その存在感をかたり出すような“デザイン性”という、2つの要素をグローバルな視野から見つめ、高い技術力で融合。見る者を惹きつけるプロダクツを次々に生み出している。

東京オートサロン2022には、GR86を精悍なワイドフォルムに仕立て上げた「BLACK LABEL GR86」をはじめ、「LC500 CONVERTIBLE(LC500 RACER)」、「IS300GT」、「LEXUS LM CONVERSION」、「BLACK LABEL LS500」、「BLACK LABEL HARRIER」と、レクサス&トヨタ車のコンプリートカーを6台ブースに並べた。

 

フルチタンエキゾーストシステムにも大注目な「BLACK LABEL GR86」

GR86の基本コンセプトをリスペクトしつつ、スポーツ性を前面に打ち出したエアロキットが実に魅力的な「BLACK LABEL GR86」。「BLACK LABEL」のエアロキットは、前後フェンダートリムと、それをつなぐ流麗なラインが美しい「サイドアンダーディフューザー」がまず目に留まる。フェンダーは車検対応の片側8mmワイドとなるが、それ以上と感じる存在感が印象的。さらに「フロントアンダースポイラー」、「リアセンターディフューザー」、「前後サイドディフューザー」、「リアウイング」のそれぞれのボリュームと全体のバランスが絶妙にとれている。フルバンパータイプのエアロでなくても強烈なインパクトを与えるところは、さすが「ARTISAN SPIRITS」と感心させられた。

これに加えて注目なのが、「ARTISAN SPIRITS」オリジナルの「フルチタンエキゾーストシステム」である。左右4本出しだが、オリジナリティを感じる片側縦2本のレイアウトを採用。美しい焼き色も相まって、ドレスアップ効果は絶大だ。とは言っても最大の魅力はフルチタンゆえの軽さ。大幅な軽量化を実現し、排気効率アップとともにパフォーマンスアップに貢献する。

 

オープンモデルならではのアイテムで彩った「LC500 CONVERTIBLE」

2021年11月に開催された「SEMA SHOW」のトーヨータイヤブースには、「ARTISAN SPIRITS」の「LEXUS LC500 RACER」が展示された。LC500コンバーチブルをベースに新たな提案を盛り込んだこのモデルの“東京オートサロン版”が、「LC500 CONVERTIBLE」である。注目されるのはやはり「スパイダールーフ」だろう。キャビン後方に運転席、助手席に合わせた2つの山を持つリアカウル与えたもので、スパルタンな2シーターロードスターのイメージを再現。スタイリングを最優先にデザインした潔さが感じられ、前端にはカーボンパネルをあしらうなどこだわりのディテールも魅力的だ。

「スパイダールーフ」以外のエアロパーツは、すべてカーボン製で統一した(FRP製もラインナップされる)。ほどよいボリューム感が上品なフラップ状のエアロは、「フロントアンダースポイラー」、「サイドアンダースポイラー」、「リアディフューザー」のほか、ダックテールデザインのトランクスポイラーもセット。また、トランスグレーポリッシュカラーのチョイスでボディとの統一感を持たせたオリジナルホイール「ARTISAN SPIRITS CORART A5」を装着し、ラグジュアリースポーツの特別感を高めていた。

 

LM顔のアルファードをさらにカスタムアップした「LEXUS LM CONVERSION」

アル/ヴェルのエアロにも定評がある「ARTISAN SPIRITS」だが、今回展示したのはLEXUS LMスタイルにコンバージョンした30アルファードがベース。「ARTISAN AERO COMPLETE KIT BLACK LABEL」を装着しスポーティに仕立てた。ボディパーツはすべてカーボン製で、織り柄をそのまま見せているから、エクステリア全体から受ける印象はなんとも精悍。とくに「カーボンボンネットフード」は、スポーツカーのようなエアアウトレットデザインが盛り込まれており、ラグジュアリーなグリルとの競演が独特の雰囲気を醸し出していた。

そのほかにも、「フロントアンダースポイラー」、「前後サイドフィン」、「アンダーバー」、「フロントグリルガーニッシュ」、「サイドアンダースポイラー」、「リアディフューザー」、「リアバンパーガーニッシュ」、「リアルーフスポイラー」、「リアゲートガーニッシュ」など、そこここにマットな質感のカーボンパーツがちりばめられていた。さらに「BLITZ DAMPER ZZ-R」車高調と、「ARTISAN SPIRITS CORART A5」&「ADVAN V105」のタイヤ・ホイールでインチアップ&ローダウンを実現している。

 

レクサスIS後期をワイドボディキットで武装した「IS300GT」

「ARTISAN SPIRITS」の主軸となるエアロブランド「BLACK LABEL」の中でも、「ACTIVITY & DESIGN」というコンセプトをより強く感じさせる「GTシリーズ」。その第4弾として2021年のSEMA SHOWでお披露目されたのが「IS300GT」だ。見どころとなるのは、上質感を保ちつつシャープなフォルムに仕立てた「GTフェンダーキット」である。フロント30mm、リアは50mmワイドとなり、「RAYS VOLK RACING TE37(F:19×9.5、R:19×10.5)」と「ADVAN V105(F:255/35R19、R:295/30R19)」をラクラク収めていた。とくにブリスター形状を持つリアフェンダーを中心としたエッジの際立つスタイリングは、戦闘的なテイストも湛える。

「GTフェンダーキット」のほかにも、カーボン製の「フロントアンダースポイラー」、「サイドアンダースポイラー」、「リアスポイラー」、「トランクスポイラー」、「リアウイング」、さらにFRP製でボディ同色とした「リアセンターディフューザー」を装着。左右4本出しのオリジナル「フルチタンエキゾーストシステム」もセットし、どこから見てもスキなしのコンプリートカーに仕立てられていた。

 

プレミアムサルーンの存在感をさらに高めた「BLACK LABEL LS500」

マイナーチェンジ後のレクサスLS F-Sportをベースに「ARTISAN SPIRITS」の新作エアロでスポーティさと美しさを高めた「BLACK LABEL LS500」。レクサスの誇る最上級サルーンだけに、個性を主張しながらもボディに融け込む絶妙なボリューム感であつらえたアイテムを組み合わせ、よりパーフェクトなスタイリングに仕立てている。

「フロントアンダースポイラー」、「フロントサイドフィン」、「サイドアンダースポイラー」、「リアディフューザー」、「トランクスポイラー」、「リアルーフスポイラー」は、すべてカーボン製。さらに「カーボンボンネットフード」を取り付けることで、スポーティフィールを強調した。ホイールは22インチの「ARTISAN SPIRITS CORART A7」をチョイスし、「フルチタンエキゾーストシステム」も装着している。

 

「BLACK LABEL HARRIER」

大径ホイールを与え低く構えたフォルムは、まるでクーペのよう。SUVでありながらそんなふうに思わせてくれるスタイリッシュな仕立てで注目を浴びたのが「BLACK LABEL HARRIER」である。装着したエアロキットは「フロントアンダースポイラー」、「LEDバンパーガーニッシュ」、「ボンネットフード」、「サイドアンダースポイラー」、「リアゲートスポイラー」、「リアルーフスポイラー」、さらに左右2本出しに対応した「リアアンダーディフューザー」(4本出し用もあり)と多岐にわたるが、アイキャッチなのは片側10mmワイドとなる「オーバーフェンダーキット」だろう。

それぞれのディテールが組み合わさることで、ぐっと精悍さを増しているが、ロゴを浮き上がらせたボンネットなどラッピングにもこだわり、ひと味違ったハリアーのカスタマイズを提案していた。