【東京オートサロン2019】オフロードを攻める!アウトドアを楽しむ!2つのジムニーが登場
SURVIVEはジムニーの個性を純粋培養 2018年、じつに20年ぶりのフルモデルチェンジを行ったスズキの四輪駆動車ジムニー。エクステリアは2代目モデルを思わせるシンプルで愛らしいデザインを採用、メカニズムは堅牢かつ耐久 […]
SURVIVEはジムニーの個性を純粋培養
2018年、じつに20年ぶりのフルモデルチェンジを行ったスズキの四輪駆動車ジムニー。エクステリアは2代目モデルを思わせるシンプルで愛らしいデザインを採用、メカニズムは堅牢かつ耐久性に優れるラダーフレームを踏襲しつつも、電子デバイスの採用により走破性を向上するなど、大幅な進化を遂げている。
すでに専門メーカーからは数多くのカスタマイズパーツがリリースされているが、東京オートサロンではスズキが手がけた2台のカスタマイズモデル、“サバイブ”と“ピックアップスタイル”が展示された。サバイブは極限の状況下、厳しい自然の中を進んでいく力強さ、孤高の世界観をイメージしたコンセプトモデル。エクステリアはキャビンを保護するアウターロールケージ、走破性を向上すべく小型化されたフロントバンパー、その内部に納められたウインチなど、過酷な環境に挑むための装備を満載。さらに、スコップや悪路用ラダーなども搭載されており、まさに“サバイブ”というネーミングがピッタリだ。
また、インテリアに目を移すと、ダッシュボード中央には液晶パネルを用いた傾斜計などの補助メーターが備わる。毛皮をあしらったシートはちょっと凝りすぎだろう……、と突っ込みたくなる気もするが、こんなコーディネートが似合ってしまうのも、冒険心に溢れるジムニーならではと言えるだろう。
アクティブな生活をサポートするPICK UP STYLE
一方、“ピックアップスタイル”はその名のとおり、車体後部に荷台を装備したピックアップトラック仕様のコンセプトカー。
ベースは乗用車規格のジムニーシエラで、荷台のほかにも、サイドにはウッドパネル、クラシカルなデザインのアルミホイールを備えるなど、牧歌的なスタイルが特徴だ。
インテリアもチェック柄のシートのほか、ウッドパネルやグリップを装着するなど、カジュアルでカントリー調の装いとなっている。日本ではマニアックな存在のピックアップトラックだが、これほどキュートなトラックなら趣味の相棒にゼヒ欲しい!という方も少なからずいそうだが、こちらも残念ながら参考出品とのこと。例えば、期間限定や台数限定、それが無理ならせめてピックアップスタイル風コーディネートだけでもオプション設定で……、と思わせるほどの魅力溢れる1台だ。