• TOKYO AUTO SALON 2022
  • 2022年1月19日

【東京オートサロン2022】バックカントリーへ誘う、遊び心あふれるジムニー&ジムニーシエラ。【IPFxARB produced by APIO、IPF JIMNY OVERLAND Style】

いまや定番になりつつあるLEDヘッドランプバルブやフォグランプ。LED化を容易にするコンバージョンタイプのバルブも数多くリリースされているが、そんなLEDバルブをはじめ自動車用のランプ類を幅広く手がけているのがIPFだ。 […]

いまや定番になりつつあるLEDヘッドランプバルブやフォグランプ。LED化を容易にするコンバージョンタイプのバルブも数多くリリースされているが、そんなLEDバルブをはじめ自動車用のランプ類を幅広く手がけているのがIPFだ。自動車メーカー向けにヘッドライト用リフレクターの生産を始めたことをきっかけに、自社ブランドの自動車用ランプの開発・製造に手を染め、現在はグローバルに展開する高品質ランプメーカーとして確固たるブランドを築き上げた。

そんなIPFブランドの製品には、もうひとつの顔がある。ドライビング&スポットランプやライトバー、作業灯など、野を駆け、山を巡るようなクルマたちの走りをしっかりサポートするオフロードランプを積極的に展開し、ラインナップが充実しているのだ。東京オートサロン2022には、そんなIPFのアイテムがよく似合うジムニーとジムニーシエラが展示されている。

大自然を駆け抜けるために生まれた「IPF JIMNY OVERLAND Style」

オーバーランド、つまり大陸横断をコンセプトに掲げてカスタムされたのが「IPF JIMNY OVERLAND Style」である。JAOS BATTLEZ 40mmUP KITを装着し、16インチのタイヤ・ホイールはヨコハマ・ジオランダーM/T G003とMKW MK-56の組み合わせとなる。

さらにバンパーやフェンダー、サイドプロテクトパネルを優れた耐久性と柔軟性を持つ特殊塗料LINE-Xでペイントし、精悍さがさらにアップ。加えて印象的なのが高い積載能力を持つIPFのルーフラックで、フロント部にはIPFのLEDバーが取り付けられている。また、フロントグリル前にもオフロードランプを備えるなど、エクステリアはオフロードテイスト満点な仕上がりとなっていた。

一方、インテリアに目を向けると、アメリカのウールウェア・ブランケットの老舗として広く知られる“PENDLETON”の生地がシートカバーにあしらわれ、ネイティブアメリカンの伝統的な柄が独特の雰囲気を醸し出している。ワイルドさと上質感が絶妙にとけ合った仕上がりが、このジムニーの大きな魅力だろう。

 

「IPF」「APIO」「ARB」のトリプルコラボ車両「IPF×ARB produced by APIO」

一方、ジムニーシエラをベースにした「IPF×ARB produced by APIO」は、ジムニー専門パーツメーカーとして、またカスタムショップとしても知られる「APIO」と、世界的に人気の高い4WDパーツメーカー「ARB」がIPFとコラボしたことで実現したモデルだ。LEDライトバー、オフロードランプといったIPFの灯火類はもちろんのこと、スペシャリストのハイクオリティなアイテムが盛り込まれているが、こちらはマットサンドベージュ(ラッピングではなく全塗装!)のボディカラーも相まって、なかなかハードなたたずまいをみせる。

投入されたパーツ群は、まず「ARB」のパーツが、サミットバンパー(フロントバンパー)、ベースラック&オーニング、オールドマンエミューサスペンション、トラックバック2(リアカーゴバッグ)を装着。また、「APIO」の製品は、フロントグリル、リアバンパー、牽引フック、ナンバープレート移設キット、フューエルリッドカバーなどエクステリアパーツが中心で、APIOワイルドボアSRホイール、APIOヨシムラR-77J チタンサイクロンマフラーもチョイス。タイヤはこちらもヨコハマ・ジオランダーM/T G003を履いている。信頼できるアフターパーツの絶妙の組み合わせで仕上げられた「IPF×ARB produced by APIO」は、そのプロデュース力にも感心させられる。ジムニー/ジムニーシエラのカスタムのよきお手本となる一台という印象だ。