新時代の幕開けを告げた 『Super GReddy』シリーズ

この記事では、GReddyがSuper GReddyになる事で、どの様な変化がもたらされたのか?を解き明かしていきます。

2006年に『Super GReddy』シリーズとして復活

3年の沈黙を破り復活を果たしたRE雨宮のGReddyシリーズ

2003年のFINAL-7以降、途絶えていたGReddyシリーズが、『Super GReddy』シリーズとして復活を遂げたのが2006年。GReddyシリーズはそれまでも大胆なフェイスリフトを行うなど、外観上の変化も大きなカスタマイズが施されていたのですが、GReddyⅧ辺りからは、スマートなイメージを前面へ押し出したものへ変化しています。

それをさらに推し進めたのが『Super GReddy』シリーズです。この記事では、GReddyがSuper GReddyになる事で、どの様な変化がもたらされたのか?を解き明かしていきます。

スマートさが強調されたSuper GReddyシリーズ

例えば、フロントフルバンパーはデザインがおとなしめになり、オーバーフェンダーもホイールアーチに沿って後付けするものがほとんど。

この時代はカスタム界においても、過激でド派手なエクステリアより、スマートなスタイリングが流行し始めた時代でもあります。誰から見ても目立つスタイリングではなく、さり気なく、バランス良くまとめている辺りに、時代の潮流に合わせて進化を続けるRE雨宮としての方向性が見受けられます。

Super GReddyシリーズ2台

Super GReddyⅡ(2007年)

AD GTキットⅡ、ADフェイサーN1(02モデル)、ADフード-9、アンダースウィープなどで外装を演出。エンジンは13B-REW改TD07-25G仕様で、純正書き替えECUのスーパーレドムミニで制御される。

Super GReddyⅢ(2008年)

450psを発揮する13B-REWサイドポート拡大+TD07-25G仕様を搭載。エアロはSUPER GReddyⅢボディキットが装着される。東京国際カスタムカーコンテストのチューニングカー部門で最優秀賞を受賞。