【東京オートサロン2020】ヴィンテージなアメ車を鮮やかに彩ったFORGIATOホイール 【シボレー・ベル・エアー、シボレー・インパラ・コンバーチブル、シボレー・シェベル・ノマド】
きめ細かなオーダーにも対応するハイクラスなアメリカ製鍛造ホイールとして、高い評価を受けるFORGIATO(フォージアート)。カラーリングなどもカスタマーの好みに応じて製作できるからオリジナリティの高い仕上がりを実現できる […]
きめ細かなオーダーにも対応するハイクラスなアメリカ製鍛造ホイールとして、高い評価を受けるFORGIATO(フォージアート)。カラーリングなどもカスタマーの好みに応じて製作できるからオリジナリティの高い仕上がりを実現できるのが魅力。それでいて安定した納期でデリバリーができる体制を整えているのも、人気の理由のひとつになっている。
当初は優れたデザイン性や他とは一線を画する独創性が大きな注目を浴びたFORGIATOだけれど、デザインから製造まですべてを自社で行い、品質に徹底したこだわりを貫いているのも見逃せない。またホイールマッチングなど豊富なデータを蓄積しているのも強みで、今回の展示はそんなFORGIATOの“懐の深さ”を垣間見ることができる内容だった。そのキャラクターゆえ最新のスーパーカーやプレステージカーに組み合わせて魅力を訴求することが多かったが、今回は1950年代から60年代に世に出たヴィンテージなアメリカ車が3台展示されたのである。いずれもシボレー・ブランドで、個性的なカスタムで目を引いた。
まずは1956年式 シボレー・ベル・エアー。オリジナルパーツ製作も行い、ボディワークから塗装まで幅広くカスタムに対応する岐阜県のクァート・ファブリケーションが手がけた一台で、4ドアセダンボディを2ドアコンバーチブルへとモディファイ。エクステリアのイメージは当時のモデルラインに則った仕立てだが、ハイドロでしっかりローダウン。20インチのFORGIATO AVVIATO-Bを組み合わせた。
続いて1969年式 シボレー・インパラ・コンバーチブル。インパラとしては4世代目にあたるこのモデルをベースに、内外装を手がけたのは新潟県のカスタムショップホープ。オートサロン直前に仕上がったのだそうだが、斬新なペイントや鮮やかなLEDのヘッドランプなど見どころは多く、なんと言っても注目なのは世界初公開のFORGIATO 26インチ・ワイヤーホイールだろう。繊細な意匠の美しさはもちろん、その迫力に圧倒された。
3台目は1968年式 シボレー・シェベル・ノマド。アメ車をメインに輸入車のカスタムと販売を手がけている静岡県のSSS MORTORのデモカーだが、虚飾を排したスタイリッシュな仕立てに心引かれる一台。ホイールはフロント20インチ、リア22インチのFORGIATO ITTO-FFを装着。ブラッシュドアウターリップにグロスブラックのディスクインナーを組み合わせている。