1億円！？価格が暴騰中のトヨタ2000GT

東京オートサロンの会場では、現行モデルのチューニングカーに混ざり、懐かしい旧車が展示されていることがあります。本物の旧車の場合もありますが、最近目立つのがレプリカです。

例えば日本が誇る名車、トヨタ「2000GT」。本物は数千万円だの1億円だのと言われるほどプレミアム価格が付いており、一般人にはとても手の届くクルマではありません。

オートサロンではピカピカの2000GTが見れる

ところが、東京オートサロンの会場では、そのトヨタ「2000GT」の姿を見ることができるんですね。しかもピカピカ。フルレストア車？ではなくて、これがレプリカなんです。実は、トヨタ「2000GT」のレプリカは現在2つのショップが手掛けています。

ロードスターガレージ「roadster HIROSHI」

ひとつは愛知県のロードスターガレージ。ここは以前から「ロードスター」をベースとした「2000GT」レプリカを作っていましたが、数年前に製作したS30Zベースの「AKI Coupe」はその完成度の高さで我々を驚かせてくれました。そしてさらにオリジナルに近づいた「龍妃ファイナル」も完成しています。

ロッキーオート「ロッキーハイブリッドスペシャル」

もうひとつはやはり愛知県のロッキーオート。こちらはベース車両を使わずにイチから製作。さらにパワートレインは「アクア」用を使用しています。つまりハイブリッドでFFというわけで、見た目と裏腹のハイテクぶりにも驚いてしまいますね。

まとめ

それでも「2000GT」マニアや本物のオーナーが見れば、オリジナルとの違いにいろいろと気づいてしまうと思いますが、この雰囲気を楽しめるだけでも十分に「価値あり」ではないでしょうか。

しかも、どちらも実際に購入できるんですから。気になる人は、2016年の東京オートサロン会場で実車をチェックしてみてください。