• TOKYO AUTO SALON 2018
  • 2018年1月16日

【東京オートサロン2018】なんともゴージャスな金と銀のハーモニー

会場内で眩いばかりの輝きを放つ名物車両、もはや東京オートサロンにとって、なくてはならない存在とも言えるのがSL600ベースのD.A.Dクリスタルベンツシルバーだ。 なによりもまず圧巻なのは強烈な輝きの源、ボディパネル全面 […]

会場内で眩いばかりの輝きを放つ名物車両、もはや東京オートサロンにとって、なくてはならない存在とも言えるのがSL600ベースのD.A.Dクリスタルベンツシルバーだ。

なによりもまず圧巻なのは強烈な輝きの源、ボディパネル全面をすき間なく埋めつくすスワロフスキーに尽きる。その数なんと30万個で、製作期間は実に3ヵ月にも及んだ。小さな石をひとつひとつ手作業で並べていくことを頭に思い浮かべただけで、思わず気が遠くなる。しかも、製作費は想像を絶する4000万円。クリスタルベンツシルバーには、途方もない手間とお金がかけられているのだ。

つい、スワロフスキーに目を奪われてしまうが、ベースのSL600にはD.A.Dのオリジナルパーツもふんだんに投入されている。エクステリアではLSエディションのフロント&リヤスポイラーとサイドステップ、インテリアではシートカバーを始め、ATセレクターノブやフロントテーブルなどが装着される。

ホイールは20インチのZUENGLEIN DR301ジュエル。フロント9.5Jインセット24、リヤ11Jインセット35が組み合わされる。マフラーもD.A.Dオリジナル、ラグジュアリーサウンドエキゾーストシステムに交換。大径φ94テールが左右デュアル出しとなるリヤビューのインパクトは絶大だ。

一方のゴールドは、2009年の東京国際カスタムカーコンテストのインポートカー部門で最優秀賞を獲得し、他のカテゴリーの最優秀賞受賞車を抑えて見事にグランプリにも輝いた経歴を持っている。内外装のカラーはクリスタルベンツシルバーとは異なるが、ベース車から装着されているパーツまで共通だったりする。

同じスワロフスキーを使っているのに、ここまでクルマの表情は変わるのか! ということをぜひとも確かめてほしい。