【東京オートサロン2018】ヴェルファイアのピックアップ?がSUV部門最優秀賞に! 【SUV部門 最優秀賞】
インパクト抜群!NATSのユニークな発想に脱帽 もう笑っちゃうくらいデカいヴェルファイアだ。それも横に広げたり前後に延ばしたのではなく、ド〜ンと背が高くなっている。しかもこれ、“ピックアップトラック”なのである!東京国際 […]
インパクト抜群!NATSのユニークな発想に脱帽
もう笑っちゃうくらいデカいヴェルファイアだ。それも横に広げたり前後に延ばしたのではなく、ド〜ンと背が高くなっている。しかもこれ、“ピックアップトラック”なのである!東京国際カスタムカーコンテスト2018 SUV部門の最優秀賞は、日本自動車大学校(NATS)の学生が手がけたNATS VELLFIRE PICKUPが獲得。確かにそのインパクトは群を抜いている。
とにかく大きいものをつくりたいという夢をカタチに
東京オートサロンのではお馴染みのNATSだが、今年は7台を展示。ヴェルファイア・ピックアップを製作したチームは、大きなものがつくりたいと漠然と考えていたそうで、たまたまネッツ・トヨタ千葉からヴェルファイアを譲り受けプロジェクトがスタートしたという。フェイスは30ヴェルファイアを移植したが、おおもとのボディは20系を使用している。
大胆に切除し、大胆にリフトアップ。仕上げは繊細に
ラグジュアリーなミニバンをピックアップトラック化するにあたっては、まずCピラーから後ろのウエストライン上部をすっぱり切除して荷台を生み出している。またP.G LUXURY DAMPER BLACKLABEL車高調を組み込みつつ、オリジナルのリフトアップスペーサーで10インチ(!)のリフトアップを実現。だから車高は優に2.2mを超える。フロント下回りを覗いてみると、ミッションがすっかり露出していた。
オフローダーテイストもしっかり押さえた本格派
潔く大変身したNATS VELLFIRE PICKUPだが、小技も利いている。フロントには本格的なプロテクトバーを備え、マフラーはワンオフ製作したサイド出しに交換。そしてNITTO TERRA GRAPPLER オールテレーンタイヤをアメリカン・ホイール、センターライン・コンボプロと組み合わせて装着。遊び心たっぷりのNATSのカスタムカーには、いつも見入ってしまうが、見事にオフロードカーの雰囲気を演出した受賞車にも、すっかり魅了された。
なお、SUV部門優秀賞は、ド迫力のオーバーフェンダーを装着したフォードF150がベースのラプターTOYO TIRES-RAPTOR type1と、新型ハイラックスを精悍にフェイスチェンジしたVICTOREX HILUXが獲得している。