• TOKYO AUTO SALON 2018
  • 2018年1月13日

【東京オートサロン2018】1500馬力オーバーのドラッグ専用GT-R

  ジャパニーズドメスティックからワールドワイドに展開することになった初めてのGT-RがR35。デビューからちょうど10年が過ぎたが、その間、多くのチューナーによる試行錯誤を経てチューニングメソッドが確立され、 […]

 

ジャパニーズドメスティックからワールドワイドに展開することになった初めてのGT-RがR35。デビューからちょうど10年が過ぎたが、その間、多くのチューナーによる試行錯誤を経てチューニングメソッドが確立され、パワーと耐久性を両立できるようになったことで、R35は今やサーキットでのタイムアタックや最高速アタックに引っ張りだこである。

その中で、ドラッグレースに力を入れているのがサブライブ。デモカーのR35は、400m先のフィニッシュラインをいかに速く走り抜けるかだけを考えてチューニングされている。

短期決戦のドラッグレースでまず必要なのは絶対的なパワー。サブライブのR35は排気量を4.3ℓに拡大し、片バンクに1基ずつアメリカAAM製GT1600タービンを装着。ドラッグレース用ガソリンに合わせたブースト圧&ECUセッティングを行うことで、最高出力1540ps、最大トルク125kgmという強烈なスペックを手に入れている。

この仕様で、昨年末に出したベストタイムが8秒518。日本国内のR35ではダントツの速さを誇るが、世界を見渡すと2000psで7秒を切ったマシンもあったりする。それに刺激され、さらなるタイムアップを目指すサブライブ代表の佐分さん。R35でのチャレンジはまだまだ続いていく。