• TOKYO AUTO SALON 2019
  • 2019年1月13日

【東京オートサロン2019】レクサスLC500とWRX STIが華麗に変身

新しい表情を見せる“チョップドカーボン” スポーツ系車種に特化したエアロパーツメーカーとしておなじみのバリス。そのブースの中央に展示されていたのがレクサスLC500だ。 オリジナルブランド『MAGNUM OPUS』で展開 […]

新しい表情を見せる“チョップドカーボン”

スポーツ系車種に特化したエアロパーツメーカーとしておなじみのバリス。そのブースの中央に展示されていたのがレクサスLC500だ。

オリジナルブランド『MAGNUM OPUS』で展開するエアロパーツは、同社が“チョップドカーボン”と呼ぶ、従来の製品にはなかった特殊なカーボン繊維を使っているのが大きな特徴。大きく、しかも不均等なカーボンの織り目が独特で、一見するとラッピングのようにもグラインドタトゥのようにも、あるいは大理石のようにも思える。

それが、ボンネットやフロントリップスポイラー、フロントフェンダー(のエアアウトレット部)、サイドステップなどに配されたルックスはまさに個性的。インパクトが大きく、高級感や上質感もプラスしてくれる新たなカーボンパーツとして、要注目と言えるだろう。リミテッドエディションとして、フルキット275万円(税別)というプライスが掲げられている。

 

ハードチューン対応のボンネットとディフューザー

もう1台のWRX STIは岡山は倉敷のチューニングショップ、オリジナルランデュースのデモカー。片側60mmワイドを実現するワイドボディフルキットに加え、新作パーツとして前置きインタークーラー対応カーボンボンネットとフロントディフューザーが装着される。

まず前置きインタークーラー対応カーボンボンネットは、ノーマルではトップマウントされるインタークーラーをバンパー裏に移設するハードチューンを見越したもの。通常はエアインテークが設けられる中央部にもアウトレットダクトが刻まれ、フロントグリルから導入された走行風をボンネット上に引き抜く。また、左右のアウトレットダクトも3つから4つに増やされ、クーリング性能をより高めているのだ。

一方のフロントディフューザーは、フロント車軸後方までアンダーパネルを延長。フロア下に流れ込む走行風の整流効果を向上させるだけでなく、リップ部もワイドな設計とすることで、より大きなフロントダウンフォースを得られる。

それに合わせてカナードも製作。高速コーナーでの安定感を求めるサーキット派ユーザーには打ってつけのパーツとなっていて、迫力のフロントマスクを生み出すのも、このフロントディフューザーの魅力と言えるだろう。