• TOKYO AUTO SALON 2020
  • 2020年1月15日

【東京オートサロン2020】SUVだってスポーツしたい!? 走りの楽しさを忘れない仕立てに胸キュン!! 【CX-30 シグネチャースタイル、CX-5 モータースポーツコンセプト、マツダ 3 モータースポーツコンセプト、ロードスター モータースポーツコンセプト(NR-A)】

例年、そのまま販売に移行する参考出品車を数多く展示するマツダ。今年は最新モデル“CX-30”を2台持ち込み、注目を浴びていた。どちらも“SIGNATURE STYLE”と呼ばれるカスタマイズショー特別架装が施され、フロン […]

例年、そのまま販売に移行する参考出品車を数多く展示するマツダ。今年は最新モデル“CX-30”2台持ち込み、注目を浴びていた。どちらも“SIGNATURE STYLE”と呼ばれるカスタマイズショー特別架装が施され、フロント/サイド/リア・アンダーガーニッシュやオリジナル切削アルミホイールなどで個性を際立たせていたが、そのうちの一台はルーフレールにTHULE製バイクアタッチメントも装着。クロスカントリーバイクを載せ、アウトドアでの使用をイメージさせる展示を行っていた。

 

このほかにもルーフラックを取り付けたCX-5 TOUGH-SPORT STYLEも披露するなど、全体的にはアクティブなライフスタイルのよき相棒となるようなSUV色が強いブースだったが、マツダらしい走りの楽しさにフォーカスした提案も忘れてはいない。それが、“MAZDA MOTORSPORTS CONCEPT”というネーミングが与えられた3台の展示車両である。

マツダは幅広いカスタマーにモータースポーツとの接点をもってもらえるよう、ロードスターによるワンメイクレースをはじめとしてさまざまな取り組みを行っているが、同じポリメタルグレーメタリックのボディカラーをまとった3台は「普段乗っている愛車で、ときにはサーキット走行を楽しむようなクルマの使い方をイメージしたカスタム」が施されている。

車高調整式サスペンションで乗り味を引き締め、それに見合ったタイヤ&ホイールをチョイス。さらに、ゼッケンサークルやストライプなどで見た目もスポーティな装いに。各車とも実にスタイリッシュに仕上がっていたが、ロードスターと(NR-A)とマツダ3は順当なチョイスとしても、さらにCX-5を用意したところがなかなか心憎い。ほんとうにSUVでサーキットを攻め込むかどうかは別として、“MAZDA MOTORSPORTS CONCEPT”は「クルマはやっぱり楽しく走れなくちゃ」と再認識させてくれる魅力にあふれていた。