BNR34編-“ゴジラ”が東京オートサロンにやってきた! 最前線に君臨し続けた第2世代GT-R
今ではオールラウンドに楽しめるチューニングカーが当たり前になっていますが、それはBNR34から始まったと言ってもいいでしょう。
歴代チューンドBNR34 GT-R
数多く東京オートサロンへ出展された歴代チューンドBCNR33 GT-Rの中から、特に印象深い4台をピックアップしてご紹介します。
BLITZ R348
BLITZ(2000年)。チューニング雑誌OPTIONの企画で、ドイツ・アウトバーンにてストリートカー最高速記録に挑戦したBLITZのデモカー、『R348』。
タービンはKKK製K5-850Rに交換され850psを発揮したが、記録は343.35km/hで、惜しくも最高速度記録の更新は叶わなかった。
AMUSE CARBON R
Power House AMUSE(2004年)。ボディパネルの大半をカーボン化し、駆動方式もFRに改めることで1123kgという車重を実現した『カーボンR』。HKS GT-RSツインで520psというチューンドGT-Rとしては標準的なスペックながら、筑波57秒267というタイムを記録。
NISMO R34 GT-R Z-Tune
NISMO(2005年)にNISMOがコンプリートカーとして販売開始した『NISMO R34 GT-R Z-Tune』。
エンジンはGTブロックに専用タービンが組み合わされ500ps以上を発揮。足回り、ブレーキ、エアロパーツなども専用品を装備する。20台限定で当時の販売価格は1770万円。
M Speed GT-R R34
M Speed(2008年)。2007年末にスカイラインGT-R最速となる筑波54秒481というタイムをマーク。
排気量を2.8ℓに拡大したRB26DETTにはアペックスAX53B60タービンがツインで装着され、720ps/90kgmというスペックを誇った。
MCR GT-R R34
MCR(2009年)。ストリートでの扱いやすさを犠牲にすることなく、筑波1分、ゼロヨン10秒、最高速300km/hをテーマにつくられた1台。
2.8ℓ+HKS GT-RSツインターボ仕様で、最大ブースト圧1.6kg/cm2時に625ps/76.4kgmをマーク。
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