どこが違う?無限とモデューロFK2シビックタイプR用パーツ
2016東京オートサロンには、FK2タイプRをさらにカスタマイズしたクルマが、無限とモデューロから出展されます。この2台、ノーマルとそれぞれどこが違うのでしょうか?
FF最速、限定750台のためのパーツ
12月9日に正式発表され、限定750台という希少性も話題となっている新型FK2シビックタイプR。2.0L直列4気筒ターボは310ps/6500rpm、400Nm/2500-4500rpmを達成。ニュルブルクリンクで7分50秒63という量産FF車最速タイムをマークしています。
エンジンだけでなく、そのルックスも迫力。各エアロパーツやオーバーフェンダー、リヤディフューザー、19インチホイールにブレンボ製ブレーキなど、まさにサーキット専用マシンといった佇まいです。
2016東京オートサロンには、このFK2タイプRをさらにカスタマイズしたクルマが、無限とモデューロから出展されます。ではこの2台、ノーマルとそれぞれどこが違うのでしょうか?
シンプルで軽量な無限
まず無限シビックタイプRは、そのスタイルが大きく違います。センター部分がブラックとなっているノーマルのフロントバンパーに対して、無限タイプRはシンプルでプレーンな形状。そしてオーバーフェンダーの張り出しはそのままサイドのカナードとダクトへとつながっています。
リヤはマフラーがノーマルの左右4本出しから右1本出しへと変更されています。それに伴ってディフューザーも専用デザインに。またGTウイングも無限は支柱が軽め穴の開けられた金属製となり、翼端板も装着されています。
エアロパーツは風洞実験の結果生まれたもの。さらに無限タイプRはかなり軽量化がされているようです。バンパー形状がシンプルになれば軽くできますし、フォグランプも省かれていること、またマフラーも4本出しよりも1本出しの方が軽量なのは明らかです。恐らくホイールも軽量化されていることでしょう。
モデューロはレッドカラーがアクセント
ホンダ純正のアクセサリーブランドであるモデューロは、タイプRの個性をさらにワンランク上に引き上げるパーツを開発。
バンパーガーニッシュやフロントグリルガーニッシュ、テールゲートスポイラーやドアミラーカバーなど、随所にカーボン素材を使い、またレッドのアクセントカラーがタイプRをさらにスポーティに見せています。
インテリアもステアリングにレッドカラーがあしらわれ、120本、つまり30台限定の「MR-R02」ホイールはスーパーGTに参戦しているNSXを彷彿とさせるデザインです。
まとめ
無限もモデューロも、それぞれの豊富なノウハウをつぎ込んで開発されていますが、どちらかというと無限のほうがより機能性を追求しているようですね。いずれにしてもクルマ自体が限定750台ですから、まずはクルマを手に入れられるかどうか、を考える方が先ですね。
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