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  • 2015年12月10日

ミニバンカスタム変遷史-いろんな流行りがありました

バブル景気が崩壊した1990年半ば以降、アウトドア志向の高まりとともにミニバンが人気を集めるようになりました。

オデッセイのヒットを期に、ミニバンブームが誕生

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引用:goo-net.com

バブル景気が崩壊した1990年半ば以降、アウトドア志向の高まりとともにミニバンが人気を集めるようになりました。1994年発売のオデッセイをきっかけに、メーカー各社から様々なミニバンが登場したことも記憶に新しいでしょう。

ミニバンの台数が増えるにつれ、それをベースとしたカスタムもスタートしました。人気の車種はオデッセイ、エルグランド、エスティマ。外装は派手なデザインのフルエアロを装着し、インチアップ&ローダウン。走行時は最低地上高を確保しながら、イベントなどでは路面とのクリアランスがゼロという“着地状態”で究極のシャコタンを見せるため、エアサスペンションの装着が定番でした。

また、フロア下からバンパー&フロントグリル内、室内などあちこちに装着されたネオン管も爆発的な人気を集めました。暗がりでぼんやりと光って独特の存在感を放つなど、とくにナイトシーンでは外せないマストアイテムでした。。

一方の内装は、ゴージャス&ラグジュアリーがテーマでした。シート生地張り替えやカバー装着、高級なフロアマットで仕立てられた室内は、まさに走るリビング。ミニバンならではの広い室内をより快適に演出するのがカスタムの方向性でした。

さらに、カーAVにこだわっているのも特徴だったと言えるでしょう。ヘッドユニットやアンプ、スピーカーは海外製が人気で、ウーファーを含めたスピーカーを数多くインストール。オーディオだけに数100万円をかけるというのが当たり前で、重低音をズンズン…と響かせた音圧系を至るところで見かけました。そういえば、サンバイザーやヘッドレストにモニターを埋め込むのも定番カスタムのひとつでした。

ユーロスタイルへトレンドがシフト

その後、ミニバンカスタムのトレンドはユーロテイストにシフトしていきます。エアロは大人しめのデザインでハイセンスなものが好まれるようになり、サスペンションも走りと快適性を両立するコンフォート系の車高調が主流になっていきました。

ちなみに、ここ数年、ベース車として圧倒的に人気を集めるのはアルファード/ヴェルファイアです。

また、LEDなどの光モノ系も定番カスタムに挙げられます。ヘッドライトやウインカー、テールランプを始め、ルームランプやウェルカムランプ、メーターパネルの照明などをフルLED化するのが今どきと言えます。

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