【東京オートサロン2019】ミニバン・ワゴン部門最優秀賞に輝いた車高極低オデッセイ【ミニバン・ワゴン部門 最優秀賞】
サスメンバー30mm上げ加工で低さを追求 元祖VIPワゴンのスタイルを今に再現したエルティードのオデッセイ。車高の低さを求めてサスメンバーを30mmかさ上げし、タイヤとの干渉を防ぐため前後フェンダーも切り上げ加工を施して […]
サスメンバー30mm上げ加工で低さを追求
元祖VIPワゴンのスタイルを今に再現したエルティードのオデッセイ。車高の低さを求めてサスメンバーを30mmかさ上げし、タイヤとの干渉を防ぐため前後フェンダーも切り上げ加工を施している。
外装は、今どきのミニバンカスタムの流れに逆らうようにオーバーフェンダーを意識したもの。曲面のラインやエッジの立ち方などは鈑金作業でなければ出せないもので、交換あるいは貼り付けタイプのオーバーフェンダーに対するアンチテーゼのようにも思える。
また、前後バンパーやサイドステップは短縮加工が施され、フロントにはトルネオ用フォグランプが移植されるなどスポーティにして個性的なフロントマスクを生み出している。
足下を飾るのは19インチのワークユーロライン。一世を風靡したディッシュタイプのデザインは、いま改めて見ると新鮮に思えるから不思議だ。そこに225/35サイズのニット―ATRが組み合わされる。ホイールアーチぎりぎりに収まるその様子は圧巻のひとことで、マイナスオフセットによる深リムが、さらに迫力をプラスしている。
センスを感じるインテリアの色使い
鈑金作業によって大胆かつ繊細な仕上がりを見せる外装同様、内装へのこだわりも半端でない。シルバーで落ち着いた雰囲気にまとめられた外装に対して、内装はイエロー×パープルの2トーンを基調としたビビッドなもの。ダッシュボード周りはパネル類をイエローに、それ以外をパープルに塗り分けることでコーディネートしている。
また、セカンドシートを取り外して4人乗りとしている点にも注目。本格的なリムジンをはるかに凌ぐ広大なレッグスペースを生み出しているのだ。