【東京オートサロン2019】ボディ補強と足回りが走りを変える!
エンジンノーマルで筑波1分4秒台の実力 ボディ補強パーツと車高調キットを軸に、強化スタビライザーや機械式LSDなど機能パーツを幅広く手がけるキャロッセ。それらのパーツを組んだスイフトスポーツは、筑波サーキットをメインにタ […]
エンジンノーマルで筑波1分4秒台の実力
ボディ補強パーツと車高調キットを軸に、強化スタビライザーや機械式LSDなど機能パーツを幅広く手がけるキャロッセ。それらのパーツを組んだスイフトスポーツは、筑波サーキットをメインにタイムアタックを行っている。
実際に装着されているボディ補強パーツは、ストラットバーフロントタイプOS(1万5000円)、パワーブレースフロントメンバー(1万6000円)/フロント(1万8000円)/シートレールプラス(1万7000円)/リヤ(1万円)/リヤピラー(1万2000円)の6アイテム。
シャシー(フロア)剛性を高めてサスペンションをより効率よく稼働させ、コーナリングの限界性能やブレーキング時の安定感などを向上させる。 また、足回りには同社の全長調整式車高調、CUSCO SPORT TN-R(30万8000円)をセット。バネレートはフロント12kg/mm、リヤ8kg/mmで、減衰力を伸縮個別に24段階で調整できる2ウェイダンパーの採用が大きな特徴となる。減衰力セッティングの幅が広いため、走るステージやオーナーのドライビングスタイルに合わせてきめ細かくセットアップできるのだ。
足回りで言えば、フロント強化スタビライザー(2万2000円)とリヤスタビバー(20φ仕様2万円)にも注目。街乗りでの快適性を犠牲にすることなくコーナリング時のロールを効果的に抑えるなど、よりスポーティなハンドリング特性を実現する。
リフトアップ系にも初めてチャレンジ
新たなジャンルへの展開ということで、CUSCOでは先代JB23Wと現行JB64Wに向けたジムニー用のパーツも開発。中でもサスペンションキットは、前後最大20mmダウンを実現するローダウンキット(12万5000円)の他、同社では初となる車高アップ用の1インチアップキット(12万5000円)と2インチアップキット(14万5000円)、計3タイプをラインアップする。
いずれもダンパーには14段階減衰力調整機構を搭載。ツインポートロータリーバルブを採用することで均等かつワイドな調整幅を誇る。 また、ネジスペーサー本体にはサビに強いカチオン電着塗装を、ネジ部には跳ね石などでもネジ山がつぶれにくいフラットトップ加工を施すなど、本格的なオフロード走行を見据えた設計とされているのが心強い。 スプリングも同様で、引っ張り強度200kgf/mm2以上の高張力素材を使用。サビに強い特殊被膜形成処理を下地に施した上で、柔軟性と密着性に優れた粉体焼付け塗装を行うなど、こちらも過酷な状況下での耐久性を考慮したものとされている。