IS F CCS-R、無限 NSX RR思わずソソられるチューニング内容 そこに自動車メーカーの本気を見た!
メーカー系の出展車両は現実的で、チューニング&カスタマイズ内容としても比較的おとなしいものが多い印象があります。しかし、ごくまれに「メーカーがここまでやっちゃうの!?」と思わずにはいられない、なかなか過激で、クルマ好きにとっては魅力的な出展車両も見られます。
完成度の高さは折り紙つき
メーカー系の出展車両は現実的で、チューニング&カスタマイズ内容としても比較的おとなしいものが多い印象があります。しかし、ごくまれに「メーカーがここまでやっちゃうの!?」と思わずにはいられない、なかなか過激で、クルマ好きにとっては魅力的な出展車両も見られます。
レクサスIS F CCS-R
まず、2012年のトヨタ/GAZOO Racingブースに出展された『レクサスIS F CCS-R(サーキット・クラブ・スポーツ・レーサー)』です。エンジンはIS Fと同じ5ℓV8DOHCの2UR-GSEですが、スペックは423ps/51.5kgm“以上”とうたわれ、車重も主要ボディパネルのカーボン化などにより、ベース車に対して約300kg軽い1400kg以下を実現しています。
一方、ロールケージでボディ剛性アップが図られる他、エンジン/ミッション/デフオイルクーラー装着で冷却系が強化され、キャンバー調整式フロントアッパーアームやレーシングブレーキキットなどで足回りも全面的に見直されるなど、即サーキット走行が可能な内容となっています。
無限NSX RR
また、2009年、ホンダブースに並んだ『無限NSX RR』も衝撃的でした。ボディは全長で10cm、全幅で14cmも拡大され、シュノーケルタイプのエアインテークにリヤウイング、リアディフューザーを備えるなど、まさにGTマシンを思い起こさせる迫力のエクステリアを演出していました。
さらに、リヤミッドに搭載される3ℓV6DOHCエンジンはなんと縦置き! で、進化型6速MTが組み合わされ、スペックは未公表ながら350ps以上の実力を持っていると予想されました。