幻気-7、NA SUPER-7、RE雨宮の発想力と表現力溢れるデモカーとは?

今回取り上げるFD3S RX-7をベースとした2台は、他の追随を許さないほど先進的で完成度の高いスタイリングをまとった意欲作でした。

GReddyだけじゃない、RE雨宮の衝撃的なデモカーたち

『GReddy』や『Super GReddy』といった代名詞的なシリーズだけでなく、メーカー系コンセプトカーにも匹敵する完成度の高いチューニングカーを数多く輩出し続けてきたRE雨宮。

中でも、今回取り上げるFD3S RX-7をベースとした2台は、他の追随を許さないほど先進的で完成度の高いスタイリングをまとった意欲作でした。

RE雨宮 幻気-7(2009年)

幻気-7(2009年)

これまでFD3S用として様々なエアロキットをリリースしてきたRE雨宮が、それらとは明らかに一線を画し、21世紀のRX-7像を具現化したような近未来感を漂わせたのが幻気-7です。

外観はリヤタイヤをすっぽり覆う、フルエアロキットが目を引きます。エンジンは13Bサイドポート拡大+TD07-25G仕様で、HKS F-CON Vpro制御。最高出力480ps。

東京国際カスタムカーコンテストのコンセプト部門で優秀賞を獲得。

NA SUPER-7(2012年)

NA SUPER-7(2012年)

大幅なイメージチェンジが図られたフロントフェイスが特徴のNA SUPER-7。全長の短縮と全幅の拡大を同時に行うことで、よりスポーティなアピアランスを表現した一台です。

さらに、フロント、サイド、リヤそれぞれに与えられた彫りの深い造詣が立体感と躍動感を強調し、有機的な表情を生み出すことに成功しています。

その名が表す通りに、エンジンは約300psを発揮する13B-REW改NAペリフェラルポート仕様。東京国際カスタムカーコンテストでグランプリを受賞。