• TOKYO AUTO SALON 2020
  • 2020年1月11日

【東京オートサロン2020】GRスープラいじり、機能にこだわり、まずはこんなところから【トヨタ GRスープラ】

HKSがきっちりまとめ上げたストリートチューニング仕様 価格体がずいぶんと違うので同列とは感じにくいけれど、走りにこだわったピュアなFRスポーツの登場という点においては、86&BRZのデビュー時のようにクルマ好きの大きな […]

HKSがきっちりまとめ上げたストリートチューニング仕様

価格体がずいぶんと違うので同列とは感じにくいけれど、走りにこだわったピュアなFRスポーツの登場という点においては、86&BRZのデビュー時のようにクルマ好きの大きな関心を集めているGRスープラ。HKSでは谷口選手がグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019で華麗な走りを披露したドリフトマシンを含め、あわせて3台のGRスープラを展示したが、ここでは続々とラインナップを増やしつつあるHKSのGRスープラ用パーツを装着したストリートチューニング仕様の“HKS GR SUPRA STREET”をピックアップした。

横に並ぶワイドボディキットで大きく変身した他の2台に比べれば、こちらはもっと身近な存在で、実際のカスタマイズの参考になるようなパーツチョイスでまとめられている。まずは吸排気。HKS伝統のオープンタイプエアクリーナー“レーシングサクション”にパイピングキットなどで吸気系に手を加え、排気系はHKSデュアルマフラーを装着。さらに幅広い車種に展開しているパワーエディターでモアパワーを獲得し、足回りは純正ショックアブソーバーを使用し、車高調整機能を追加するアジャスタブルスプリングキット、HKSハイパーマックス・ツーリングをセットした。そしてタイヤ&ホイールはアドバン・ネオバAD08RとアドバンレーシングGTビヨンドという組み合わせで、ブレーキパッドはエンドレスMX72プラスに交換というメニューだ。

さらなるGRスープラ専用ニューパーツ群も着々と開発進行中

このほかに目に付いたのが“ファインチューンVベルト”だ。高温耐久性、低温耐久性、耐摩耗性など幅広い面で進化したゴム剤「EPDM(エチレン-プロピレン-ジエンゴム)」を採用し、軽量で回転変動への追従性も高く、鳴き抑制の効果だけでなく高効率な伝達能力を発揮。さらに耐摩耗性も優れているというから、“チューニング”のひとつとしてチョイスするのもアリかも。

今回、HKSブースには、“HKS GR SUPRA STREET”に装着されていたパーツ以外にも、プロトタイプのアイテムも含め数多くの専用アイテムが展示されていた。スーパーターボマフラー、コールドエアインテーク、さらにはハイパーマックスⅣ GT 20SPECやハイパーマックスⅣ SPといった車高調も展示。HKSでは今後も継続して商品開発を行い、アップデートしていくとのこと。GRスープラのカスタムパーツ充実にも、期待大なのである。