【か行】今さら聞けない！チューニングカー用語辞典

正しく意味を言えますか？今さら知らないと言いづらい、チューニングカー用語の辞典。か行。

減衰力

減衰力とは、路面からの衝撃を吸収、緩和するスプリングの動き(伸び縮み)を抑えるため、ダンパー内部のオイルによって生み出される抵抗力のこと。

アフターのダンパーには減衰力を調整できるものも多く、使用するスプリングや走行ステージなどに合わせてセッティングが可能。ロールやノーズダイブなどの速さも変えることができるので、ハンドリング面でも重要な役割を果たします。

純正タンクで燃料が残りわずかになるとコーナリング中に燃料が片寄って吸い上げられなくなり、ガス欠症状を起こすことがあります。

そこで、純正タンクから一度小さいタンクに燃料を溜め、そこからエンジンに供給すれば、ガス欠症状が起こらなくなります。そのための小さいタンクをコレクタータンクと言います。

腰下とは、エンジンを構成するパーツのうち、シリンダーブロックを開けないと触れない部分のこと。具体的にはピストン、コンロッド、クランクシャフトなどです。

腰下まで手を入れる目的は各パーツの重量を揃えるバランス取り、高圧縮比化、低圧縮比化(ターボ車の場合)、排気量拡大、高ブースト圧に対応した強化パーツへの交換などが挙げられます。