【東京オートサロン2018】開発コンセプトは“世界最速のハイエース”
東京オートサロンの会場に並ぶハイエースと言えば、キャンパー仕様もしくはドレスアップ仕様と相場は決まっている。その中で極めて異質、かつインパクト絶大なのがVITABONブースで見られるビタボン号だ。 なぜなら、エンジンがR […]
東京オートサロンの会場に並ぶハイエースと言えば、キャンパー仕様もしくはドレスアップ仕様と相場は決まっている。その中で極めて異質、かつインパクト絶大なのがVITABONブースで見られるビタボン号だ。
なぜなら、エンジンがR35のVR38DETTに換装されているから。前席の下にエンジンが配置されるキャブオーバー型ゆえ、スペース的にギリギリで、つまり熱的にも相当厳しいことは百も承知。それでも、あえて困難なチューニングに挑んだその心意気がまず素晴らしく、それを形にしてしまったチューナーの高い技術力も称賛に値する。
現状、すでに普通にエンジンがかかって、街乗り程度であれば問題なく走ることが可能。あとは前席の下に収められたVR38DETTのポテンシャルを引き出すため、ECUセッティングを煮詰めていくだけのところまで来ているという。
開発コンセプトに掲げられた“世界最速のハイエース”。
それが現実になるのは、そう遠い将来のことではなさそうだ。