国産スポーツカーの頂点、GT-Rに大坂選手の記念モデルを用意

日本人初のグランドスラム シングルス優勝など、いまや世界のトップに立つほどの勢いがある女子プロテニスプレーヤー、大坂なおみ選手。昨年には日産ブランドアンバサダーに就任、日産の顔としても活躍中なのは皆さんもご存知のとおりだ。世界の頂点を目指しトッププレイヤーたちと熱戦を繰り広げる大坂選手の戦いが、日産自動車のチャレンジングスピリットやグローバル企業として世界に挑む姿勢と共通するとの思いから、今回の就任が決まったという。

そして「GT-Rが好き」という大阪選手の言葉を受けて誕生したのが「NISSAN GT-R 大坂なおみ選手 日産ブランドアンバサダー就任記念モデル」で、東京オートサロンで初公開された。

内外装の色遣いにさらなる特別感をプラスした魅力的なGT-R

ベースとなったのはGT-Rプレミアムエディションで、ボディカラーは特別塗装色のミッドナイトオパールを用意したほか、ブリリアントホワイトパールとメテオフレークブラックパールも選べる。さらにインテリアカラーは大阪選手のアドバイスによりスペシャル感満載。アイボリーレザーインテリア＆アーバンブラックレザーフロントシート、アンバーレッドレザーインテリア＆アーバンブラックレザーフロントシート、タンレザーインテリア＆アーバンブラックレザーフロントシートという、新たな組み合わせの3色を設定している。

このほか、ハイマウントストップランプ付きドライカーボン製リヤスポイラー、ゴールドのモデルナンバープレートが標準装備される。こちらは50台の限定販売となるが、すでに計画を上まわる予約が入っているとのこと。現在はキャンセル待ちだが、2月中旬まで予約受け付け中だそうだ。

大坂選手が選んだボディカラーにSUVらしい躍動感をプラス

そんな特別なGT-Rに加えて、大坂選手とのコラボレーションによるコンセプトカー、X-TRAIL + Naomi Osaka Conceptも日産ブースに展示された。エクステリアは大坂選手が選んだマットブラックをベースに、テニスラケットのガットをイメージしたデザインのゴールドをあしらったほか、オーバーフェンダーやRAYS製20インチホイールを装備することで、SUVらしい躍動感とスポーティさを強調。一方、インテリアはというと、ブラックをベースカラーにプレミアムタンレザーをアクセントとして配置することで、スタイリッシュな空間に仕立てている。

たしかに、ゴールドのアクセントこそちょっと派手かなとは思うが、マットブラックのボディカラーにオーバーフェンダーをまとった姿は、SUVらしい力強さが際立つし、プロアスリートに通じるエネルギッシュさやタフさを感じる仕上がり。参考出品といわず、今すぐにでも純正オプションに設定して欲しい！と思うほど、魅力的なコーディネートをまとった一台だった。