【東京オートサロン2019】2020年に向けてクラウドファウンディングでGT-Rをつくる!
出資者からのアイディアも反映 ワイドボディキットこそ組まれているものの、ボディ表面はサフェーサー仕上げの状態で、塗装前の下地処理までがおわったところ。このR35GT-Rこそ製作資金をクラウドファウンディングで募り、クール […]
出資者からのアイディアも反映
ワイドボディキットこそ組まれているものの、ボディ表面はサフェーサー仕上げの状態で、塗装前の下地処理までがおわったところ。このR35GT-Rこそ製作資金をクラウドファウンディングで募り、クールジャパンが2020年の完成を目指している1台なのだ。
実はこのR35GT-R、2015年の東京オートサロンで東京国際カスタムカーコンテストのグランプリに輝いた『2015Ver R35GT-R ENGRAVED METAL PAINT GODZILLA』…ボディ全面にグラインドタトゥが彫られたシルバーのR35GT-Rと言えば、思い出すひともいるだろう。
そのボディ表面を一度剥離し、内外装からエンジンに至るまでまったく新しい仕様として生まれ変わらせるのが今回のプロジェクトになる。
クールジャパンが募るのは製作資金だけでなく、「このR35GT-Rをどういう仕様に仕上げていくか?」という出資者のアイディアも。そこにつくり手の思いがあるのはもちろん、デザインやエンジンの仕様に対する出資者の意見も取り込み、共同作業としてチューニングカーをつくり上げていくという試みが新しくもあり、今後の展開が楽しみでもある。
選べる組み合わせで自分のスタイルを構築
R35GT-Rとは打って変わってこちらは30アルファード。マフラーを見せたいひとに向けた、リヤのフルバンパーが新たにラインアップされた。
バンパー自体の高さは純正と変わらないが、より低く見えるようなデザインを採用。さらに、横から眺めた時、同社が用意するサイドフラップとラインがつながるようなデザインの連続性も考慮されている。
ちなみにフロントバンパーは純正で、同社のフラップが追加されているが、クルマ全体が違和感なくまとまっているあたり、さすがクールジャパン。ヴェルファイア用として純正と同じ高さのフロントフルバンパーもリリースされたが、サイズ面での制約により本来であればデザインの自由度が落ちるところ、それをまるで感じさせない存在感と迫力を生み出している。
純正バンパーにフラップ追加、フルバンパーのみ装着、フルバンパーにフラップ追加…と選べるスタイルを用意しているクールジャパン。好みのエクステリアを演出できるのは、ユーザーにとって非常に魅力的だ。