【写真多数】フォーミュラマシン、スーパーカーから旧車まで。全力で速さと音を楽しめた『スピード×サウンド トロフィー』
2015年12月6日に筑波サーキットで開催された『スピード×サウンド トロフィー』へ行ってきました!小林可夢偉選手が筑波サーキットのコースレコード更新となる44秒008を叩き出し、新たな伝説を記す一日となりました。
D1ドライバーが筑波サーキットを全周ドリフト
会場を大きく沸かせていたのは、SUNOCO MONSTER LB Performance(ランボルギーニ・ムルシエラゴ)×斎藤太吾(さいとうだいご)選手、G’s MARK X GOODYEAR Racing×高橋邦明(たかはしくにあき)選手、RE雨宮 GruppeM RX7(FD3S)×末永正雄(すえながまさお)選手、GOODYEAR Racing ZEROCROWN(GRS184)×時田雅義(ときたまさよし)選手による『D1マシン筑波全周ドリフト』。
これは筑波サーキットの全周約2kmをドリフトしっぱなしで走るというドリフト天国の企画。さすがプロのD1ドライバー達、見事やってのけてくれました!最終コーナーまで全開ドリフト!コース脇に最も大きな人だかりが出来たのもこの企画ではないでしょうか。
ケイマンGT、911 GT3×2、458イタリアによる全開アタック
モーターヘッド誌による「MHスーパーカー筑波アタック」では、ケイマンへ911GT3のエンジンを搭載したM’s Machine Works『Cayman GT3』、The Check Shop『997 GT3』、ランボスタイル『LamboStyle Gallardo』、レーシングサービス ディノ『RSD Ferrari』の4台が全開アタック。
The Check Shop 997 GT3
997GT3の前期モデルをベースに、3.6Lフラット6へ、カップカーやGT3Rのレーシングパーツを惜しみなく投入した「レンシュポルト」は最高出力415馬力。
ドライバーはチェックショップ代表の大塚直彦氏。この日のベストタイムは1回目走行時の1分00.65秒と、惜しくも1分切りならず。
M’s Machine Works Cayman GT3
軽量な987ケイマンへ、997 GT3のエンジンを移植し、415馬力以上の最高出力を誇るナンバー付き車両ながらレーシングスペックを持つモンスターマシン。
リアへそびえ立つ巨大なGTウイングやディフューザー、リア足回り等、リアエンド部分は殆どがワンオフで制作されている。ベストタイムは1回目走行時の59秒012。見事筑波1分切りを成し遂げた。
RSD Ferrari 458 Challenge
この日のMHスーパーカー筑波アタックにおいて、一番のタイムとなる56秒910を叩きだしたのが、老舗のフェラーリチューニングショップ、レーシングサービスディノの手がけたRSD Ferrari 458チャレンジ(ドライバーは元レーサーの切替雄太選手)。
RSD Ferrari F355 Challenge
レーシングサービスディノからは、もう一台出走しており、それがこちらのF355 Challenge。ベストタイムは1回目走行時の1分01秒555。
ランボスタイル Lamborghini Gallard Super Trofeo
ガヤルドのワンメイクレース、スーパートロフェオ 2014年度アジアシリーズAMチャンピオンカー。さらにドライバーも同車両で落合俊之選手自身。ベストタイムは58秒257。RSD 458 Challengeには1秒347差で惜しくも負けてしまった。
ちなみにこの車両、2,000万円のプライスタグが掲げられ販売中。フルメンテも施されているので、本気のレースマシンが欲しい方はチェックしてみては?
小林可夢偉が筑波サーキットのコースレコードを更新
この日最大のトピックスは小林可夢偉選手が筑波サーキットのコースレコードを塗り替えた事でしょう。スーパーフォーミュラマシン『SF14』を駆り、慣熟走行の時点でコースレコードをあっさりと更新。セットアップが整った本番走行においては44秒008を記録!新たな伝説が誕生した日となりました。