先取りチェック!新型NDロードスターのオートサロン出展予定車5台をピックアップ【オートサロン2016】
2016年の東京オートサロンでは、カスタマイズされたNDロードスターが多数展示されることでしょう。では、会場でぜひともチェックしたい注目車両を、一歩先取りしちゃいましょう!
いま最も注目のニューカマー、NDロードスター
ライトウエイトスポーツカーの魅力をさらに深化させ登場したNDロードスター。2015-16日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、その走りとスタイルへの評価は非常に高いものがあります。
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寺田陽次郎氏のこだわりが注ぎこまれたオートエクゼND
マツダ車を知り尽くしたオートエクゼから、レースのノウハウを注ぎこんだNDが登場。エンジンまわりはラムエアインテークやスポーツマフラーなどのライトチューンですが、メンバーブレースセット、フロアクロスバー、ストラットタワーバーでボディ剛性を大幅にアップ。
さらにスポーツサスキットは街乗りの快適性を維持しつつサーキット走行もこなす幅の広さが特徴です。またLSDやスポーツフライホイール、スポーツパッドなど、派手さよりも機能を徹底的に煮詰めているあたりが、オートエクゼのこだわりを感じさせますね。
エアロパーツは、特徴的なダクトのフロントバンパーが印象的。これは左右別構成でノーマルバンパーに被せるタイプ。さらにリヤウイングやリヤアンダースポイラーなどがNDのスタイルをさらに引き締めています。また、ステアリングスイッチがそのまま使えるスポーツステアリングにも注目です。
関西チューニング界の雄が贈る素材を活かしたツウなND
名前の通り、長年に渡って関西のチューニング界をリードし続けるKansaiサービス。NDチューンの主眼はダウンフォースの向上ということで、フロントリップスポイラー、リヤリップスポイラー、サイドステップを装着。
バンパースポイラーなどの方がダウンフォースを上げるのはラクですが、ノーマルのデザインを活かすためにあえてリップタイプを選択するのが代表の向井さんの美学。そして素材はカーボン製とするなど、クオリティには徹底的にこだわっています。
センターロワブレスバー、フロント&リヤタワーバー、フロントメンバープレートでボディ剛性を大幅にアップし、サスペンションはHKSのマックスⅣ GTを装着。ほどよくローダウンした足元にはアドバンレーシングRZⅡの17インチが合わせられています。
2通りのサウンドが楽しめるマフラーが登場
ストリートチューンを重視するフジムラオートは、まずデュアルサウンドマフラーに注目。排気系統が2通り備わっていて、バルブで切り替えることで街中ではジェントルに、スポーツ走行では迫力のあるサウンドを楽しむことができるというもの。
エアロはシャープなラインが特徴のフロントバンパースポイラーを装着。サイドはシンプルな形状のサイドフリッパー、リヤはディフューザーフィンによってノーマルとはかなり違う印象を与えることに成功しています。
Rocket Dancerサスキットは20段の減衰力調整が可能な車高調。ECU書き換えやトラスト製オイルクーラーなど、機能もしっかりと煮詰められているのです。
印象を大きく変える効果的エアロ
ノーマルにプラスαで大きくイメージを変えているのがケースペックのシルクブレイズ。フロント、リヤ、サイドとも純正の下に装着するリップタイプながら、その存在感はNDのスポーツ性を大きく高めています。
また効果的なのはフロントのバンパーダクトカバー。ノーマルのダクトを活かしながら、表情にシャープさを加えています。リヤはトランクに装着するウイングと、4本出しのマフラーでかなりの迫力に。このマフラーはノーマルバンパーのままでも装着可能なのです。
モータースポーツのノウハウ が活きる機能パーツの数々
ラリーなどのモータースポーツで活躍しているクスコは、剛性アップなどNDロードスターの基本性能を高める機能パーツを中心に開発を進めています。
まず剛性アップパーツとしてはフロアまわりを強化するパワーブレース、40φのパイプを使用したロールケージ、フロントとリヤのストラットバーをリリース。これらすべて装着すればオープンボディではないかのような高い剛性が得られるのです。
デフの振動を抑えてアクセルに対する駆動系のレスポンスを向上させるリヤデフマウントカラーは地味ながら確実にフィーリングアップが得られるパーツ。サスペンションは24段の減衰力調整のモノチューブダンパーを持つ「コンペティションZERO-3」。スポーツ走行に欠かせないLSDは低イニシャルトルクで鋭いレスポンスを発揮する「タイプRS」の1.5ウェイを総略しています。
パワーではなく、ボディや足回り、駆動系のチューニングで気持ちのいい速さを追求するあたり、さすがクスコですね。
まとめ
2015年に発売されたNDロードスターが迎える最初のオートサロン。それだけに各ブランドのNDチューンの方向性がはっきりとわかるはず。ロードスターファンにとって、2016年のオートサロンは絶対に見逃せないものとなりそうですね。