ブリヂストンブースを飾るPOTENZA RE-71Rが さらに進化しているって本当なの?

サーキット派を熱くさせた本気のスポーツラジアル 「POTENZA RE-71Rのパフォーマンスが気になっちゃって……」 昨年、スポーツラジアルでサーキットを楽しまれたクルマ好きのなかには、そんな思いを持たれた方が多かった […]

サーキット派を熱くさせた本気のスポーツラジアル

POTENZA RE-71R

POTENZA RE-71R

POTENZA RE-71R

「POTENZA RE-71Rのパフォーマンスが気になっちゃって……」
昨年、スポーツラジアルでサーキットを楽しまれたクルマ好きのなかには、そんな思いを持たれた方が多かったのではないでしょうか。2014年12月8日に発表されたブリヂストン渾身の一作は、とにかく“速い”タイヤをつくりだすことを主眼にして開発されたと言われています。

最初に発表されたニュースリリースに目を通して驚いたのは、前モデルRE-11Aとのドライサーキットタイム比較。あるコースにおける最速ラップタイムを1.4%短縮と記載されていたのです。これって、1分15秒程度のコースで1秒くらいタイムが削れるっていうこと。とにかくコーナリングスピードが速くなって、しかも扱いやすさも兼ね備えているから、実際にはもっと速いんじゃないかっていう評価が多かったようです。

モータースポーツで結果を出し続けた、その実力

そんなパフォーマンスの高さをみごとに証明してくれたのが、86&BRZのワンメイク「GR 86/BRZ Race」2015年シリーズにおける活躍。POTENZA RE-71R装着車両がクラブマンシリーズで上位を独占し、圧倒的な強さを見せつけました。

さらに年末恒例のREVSPEED筑波スーパーバトルでも、RE-71Rユーザーが素晴らしい結果を残しました。オープンクラスFR2に出走したASM YOKOHAMAのS2000が、目標としていた59秒276のベストタイムを達成。また、86ストリートEVOクラス TBのエスプリBRZが59秒245をマークするなど、大きな注目を浴びたのです。

タイムを縮めるために登場したPOTENZA RE-71R

RE-71RはRE-11の改良版であるRE-11Aの後継モデルですが、RE-11が発売されたのは2008年のこと。じつに6年ぶりのフルリニューアルだったわけです。RE-11/RE-11Aはドライだけでなくウェットにも強いトータルバランスの高さが特長でしたが、RE-71Rの開発にあたってはサーキット走行での“速さ”を徹底追求しています。

それだけに、当初からユーザーが抱いていたイメージは「減りが早いんじゃないの?」というもの。そして、そんな声に耳を傾けるかたちでコンパウンドを変更している……、というのがもっぱらの評判だったのです。ただし、公式なコメントがあったわけでなく、これはあくまでもウワサ。そんな話が出てくるくらい、POTENZA RE-71Rに対する関心は高いってことなのでしょうね。

“RE71”の伝説が重なり合う、の高さ

すぐれた性能が大注目のPOTENZA RE-71Rですが、「RE-71R」っていうネーミングにも大きな意味があるんです。覚えていらっしゃる方は、サーキットのベテランかもしれませんが、“RE71”は、1986年に国内タイヤメーカーとしては初めてポルシェとフェラーリに新車装着されたPOTENZAの歴史に残るハイパフォーマンスタイヤです。

BRIDGESTONE RE71

そのエポックメイキングなRE71と同じように、たくさんのユーザーの方々を満足させる卓越した高性能を実現し、また、スポーツラジアル開発に込めた情熱を受け継ぐ存在であるという意思表明として「RE-71R」と名付けられたというわけです。さらにPOTENZAの名作、RE-01Rを彷彿とさせるアグレッシブなトレッドデザインも大きな魅力。そんなふうにレジェンドを受け継いだRE-71Rから、今年も目が離せませんよ。

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