軽自動車でポルシェと戦った!RE雨宮伝説の始まりとは
国内ロータリーチューンのパイオニアにして、いまだ熱烈なファンをひきつけてやまない老舗ショップと言えばRE雨宮。東京オートサロンの前身となる、東京エキサイティングカーショーの第一回から、唯一出展を続ける老舗のショップです。
唯一、第一回からオートサロンへ出続けるRE雨宮
国内ロータリーチューンのパイオニアにして、いまだ熱烈なファンをひきつけてやまない老舗ショップと言えばRE雨宮。東京オートサロンの前身となる、東京エキサイティングカーショーの第一回から、唯一出展を続ける老舗のショップです。
RE雨宮の伝説を作ったチューンドカー達
シャンテ12A
そんなRE雨宮が手がけたチューニングカーの中で伝説にもなっているのが、12Aターボを軽自動車へブチ込んだシャンテです。
このシャンテは軽自動車ながら、1970年代末から1980年代初めにかけ全盛を極めたアンダーグラウンドな公道バトル、通称“東名レース”のステージで、国産チューニングカーどころかヨーロッパ製の大排気量スポーツカーと互角以上に渡り合っていたというから驚きです。
360ccエンジンから2ローター12Aへ載せ替え、ウェーバー48φキャブにKKK製K26タービンを装着。東名レースでポルシェと張り合い、ゼロヨン12秒台、谷田部最高速240.48km/hをマークしています。
SPLヨーロッパ(1987年)
13B-T改NAペリフェラルポート仕様をリヤミッドに搭載。エンジン潤滑はドライサンプ方式で、燃料供給は機械式インジェクションが担当する。ミッションはヒューランド製GCマシン用。谷田部では最高速282.35km/hを記録しています。
Fortis RX-7(1987年)
谷田部高速周回路での最高速アタックマシン。440psを発揮する三菱TD08-33Dタービン仕様の13B-T改を搭載し、ミッションはZ31用5速MT、ファイナルギヤは日産R200用3.7を流用する。最高速315.1km/hを記録しています。
2016オートサロンで、RE雨宮のシャンテが復活
雨宮ではシャンテを1台購入し、代表の雨宮勇美氏がロータリーエンジン搭載のデモカーを製作中。2016年の東京オートサロンに出展する予定と言うから、今から楽しみです。