RE雨宮の代表作『GReddy』シリーズの歴史 PART.2
RE雨宮のGReddyシリーズの歴史をご紹介する記事のパート2では、GReddyⅥからGReddy FINALまでを取り上げます。
RE雨宮が15年近くかけて進化させてきた『GReddy』シリーズ。パート2ではGReddyⅥからGReddy FINALまでを紹介します。
>> RE雨宮の代表作『GReddy』シリーズの歴史 PART.1
この中で注目したいのはGReddyⅥとGReddyⅦの2台。
まずGReddyⅥは、一連のシリーズがRX-7ベースであるのに対して、オートザムAZ-1をベースとしていること。その作りも実に凝っており、キャビン部だけを残して前後をパイプフレーム化しています。
これにより、リヤミッドに3ローターの20B-Tとヒューランド製ミッションを縦置き搭載するスペースを生み出し、同時に軽自動車ベースとは思わせない伸びやかでワイドなスタイリングを創出することにも成功しているのです。
もう1台のGReddyⅦは、常に最新モデル(当時であればFD3S)でデモカーを製作してきた流れを断ち切り、ひと世代前のFD3Sをベース車に選んでいる点が特徴。
チューニング内容も他のGReddyシリーズからするとかなり異質で、なんと4WDシステムが移植されています。
純粋なストレート球だけでなく、たまには変化球でも勝負。いつの時代も話題に事欠かないのがRE雨宮のデモカーなのです。
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