RE雨宮シャンテ、280馬力13BペリRE搭載の最強軽自動車【オートサロン2016】
毎年、東京オートサロンで大きな話題を集めるロータリーチューンの老舗、RE雨宮。今回その主役を務め、東京国際カスタムカーコンテストのチューニングカー部門で見事、最優秀賞に輝いたのが『スーパーシャンテ13B NA』です。
東名レースでポルシェと渡り合った伝説のチューニングカーが現代の技術で蘇る
毎年、東京オートサロンで大きな話題を集めるロータリーチューンの老舗、RE雨宮。今回その主役を務め、東京国際カスタムカーコンテストのチューニングカー部門で見事、最優秀賞に輝いたのが『スーパーシャンテ13B NA』です。
今から30年以上前、東名レースでポルシェターボと互角以上に渡り合った伝説のチューニングカーが現代の技術で甦りました。
ペリフェラルポート13Bで280馬力を発生、ボディカラーは雨宮ブループラシック
ベース車両は360cc時代のFR軽自動車、マツダ・シャンテ。当時は12A型2ローターエンジンを搭載していましたが、今回はペリフェラルポート仕様のNAチューンド13B型がボンネットの下に収まっています。制御系はリンク4G+ECUが担当し、280ps/9000rpm、27.5kgm/6300rpmというスペックを誇ります。
足回りはクァンタムをベースにスクートが手を加えたRE雨宮SPL。ブレーキはエンドレス製キャリパーで強化され、エンケイの競技用ホイールRC-T4(6.5J×15インセット35)とアドバンネオバ(195/50-15)が足元を飾ります。
また、ワイドボディ化が図られたエクステリアはワンオフ製作のロータリーシャンテSPL。ボディカラーも当時を再現した雨宮ブルークラシックとされ、古くからのチューニングファンは懐かしい思いを抱くことでしょう。
トヨタスポーツ800と対決の予定も
このスーパーシャンテ13B NAは、三栄書房が刊行する『モーターヘッド』誌の企画で、レーシングドライバー谷口信輝が製作している4A-Gを搭載したトヨタスポーツ800との対決を予定。今後の展開にも注目です。