本格的なオフロードパーツの老舗メーカーであるJAOSは、このところのSUVブームが後押しして、その存在感をグッと増している。JB64ジムニー、デリカD:5、ジープ･ラングラー･アンリミテッドと、軽からアメ車まで人気のSUVを並べ、さらにアジアクロスカントリーラリー（AXCR）2019でクラス優勝（T1G：ガソリン車改造クラス）と総合7位という好成績を残したハイラックスの競技車両も持ち込み、実に多彩な展示となった。

TEAM JAOSをクラス優勝に導いたTOYOTA HILUX AXCR2019

ベース車両は新たに輸入したWキャブ/1GRガソリンモデル。日本仕様とは細部が異なるが、JAOSのラリーレイドプロジェクトであるTEAM JAOSにより、タイ～ミャンマーを走破するFIA 公認「第24 回サン・クロレラ アジアクロスカントリーラリー2019」に出場したラリーレイドマシン。JAOSは、モータースポーツを通して得たノウハウを市販部品にフィードバックすることで、世界中のカスタマーの信頼と期待に応えていくという。

新型バンパー&サスペンションに注目。JEEP WRANGLER UNLIMITED

「日本のJEEPには日本のJAOS」をコンセプトに、設定したパーツ類をまとったジープ･ラングラー アンリミッテッド V6サハラ。新型ラングラーJL 国内仕様だが、新開発のBATTLEZリフトアップスプリングで約50mmリフトアップ。さらにJL用としては新作となるフロントスポーツカウルの装着で、ワイルドなジープらしさをより強く印象づけている。

JAOSの世界観でまとめ上げたSUZUKI JIMNY（JB64）

2018年にフルモデルチェンジがおこなわれた世界に誇るマイクロクロスカントリー4WD、ジムニーJB64を、JAOSのエクステリアパーツと機能系アイテムでカスタマイズ。BATTLEZリフトアップセットVFSコンプリートの装着で約40mmのリフトアップを実現。前後スポーツカウル（前後バンパー）、フロントグリル、フェンダーガーニッシュtypeXなどの装着で新たなJAOSスタイルを提案している。