648万円でトヨタ86 GRMNが100台限定発売。過去のオートサロンでは6MT搭載のGRX130マークX『MARK X GRMN』も発表
そんな現代にありながらも、走り好きの豊田章夫社長の意向からか、トヨタが2015年に東京オートサロンへ出展、その後発売したのが「マークX”GRMN”」です。
TOYOTA 86 GRMNが648万円で発売
これまでも、iQやヴィッツなどがベースとして選ばたことのあるGRMNシリーズ。2016年の東京オートサロンでは『86 GRMN』の出展が公表されていますが、本日ついに100台限定発売の発表が。
お値段648万円!!商談受付は1月4日スタートです。
以下はトヨタのプレスリリースより。
TOYOTAは、TOYOTA GAZOO Racing*1が開発したコンプリートカー86“GRMN”*2の商談申し込みを、2016年1月4日(月)から1月22日(金)までの19日間、Web*3限定で受け付ける。抽選のうえ、2月1日から全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じ100台限定で発売。価格は648万円*4とした。
TOYOTA、86“GRMN”を100台限定発売-2016年1月4日(月)から期間限定でWebでの商談申し込みを受け付け-
2015年にはV6 3.5リッター6MT搭載のGRX130マークX『MARK X GRMN』が発売された
新車で買えるMTのスポーツセダン、めっきり減ってしまいましたね。特に3リッター超えの排気量を持つセダンでMTがカタログラインナップされている現行車種が思いつきますか?
そんな現代にありながらも、走り好きの豊田章夫社長の意向からか、トヨタが2015年に東京オートサロンへ出展、その後発売したのが「マークX”GRMN”」です。
トヨタ マークX GRMNとは
ドライバー自身が運転する悦びを重視
トヨタ マークX GRMNとは、“走る楽しさ”と“操る悦び”をテーマにした“大人のスポーツセダン”がコンセプトのクルマ。
ベースとなったのは3.5リッターV6 2GR-FSE型エンジンを搭載するGRX130系の「マークX 350S」。「G’s」同様に最大出力319ps/6400rpm、最大トルク38.7kgm/4800rpmを発揮。今や3.5リッターV6ガソリンエンジンも貴重な存在になってきました。
ハンドリング面のチューンナップメニューとしては、補強用ブレース、ドアスタビライザーなどによるボディ剛性アップ、カーボン製ルーフなどによる軽量化、専用サスペンションの装着、専用トルセンLSDなど、トヨタのレーシングマシン開発ノウハウを注いだ本格的な内容。
スープラやアルテッツァの味を出す事にこだわった
走りの味付けは「GRMNの生みの親である成瀬弘がニュルブルクリンクで鍛えてきたスープラ、アルテッツァ、レクサスLFA。マークX“GRMN”では、これらのクルマの味を出すことに最もこだわりました。」と言う様に、操る楽しさを重視したセッティングが施されています。(出展:http://grmn.gazooracing.com/Mark_X/concept.asp)
VSCも専用のチューニングが施され、タイヤサイズは前後異サイズ(フロント:235/40R19、リヤ:255/35R19)。さらにフロントブレーキも対向4ポッドが奢られています。
今や貴重な6MT搭載スポーツセダン
マークX“GRMN”最大の注目点は、6速MTを搭載していること。ペダル配置を最適化し、サイドブレーキも足踏み式からサイドブレーキ式とされています。これは、ドリフトしろ!ということですね。
公式のコンセプトムービーでも、織戸さんがひたすらにドリフトをキメています。
国内限定100台の超激レア車
この「マークX“GRMN”」は2015年3月1日より100台限定で受注開始し、540万円で販売がされました。残念ながら今はもう新車でオーダーする事はできません。また国内限定100台のレアさから、中古車市場で見かけることもほぼ無し。。買いたくても買えない一台となってしまいました。
スポーツセダン好きとしては、クラウンアスリート“GRMN”として3.5リッターV6、6MT仕様なんか作って欲しいなぁと思っています。