【東京オートサロン2019】レース活動と徹底したテストを通して磨きあげたSTIパーツ満載
ルックスは涼しげだけど、走りはホットなレヴォーグ登場 スバルのスポーツブランド、STIが掲げるスローガンは「モータースポーツへの挑戦を通じて、世界一気持ちいい走りを追求する」。クルマ好きの感性に響く数々のコンプリートカー […]
ルックスは涼しげだけど、走りはホットなレヴォーグ登場
スバルのスポーツブランド、STIが掲げるスローガンは「モータースポーツへの挑戦を通じて、世界一気持ちいい走りを追求する」。クルマ好きの感性に響く数々のコンプリートカーを手がけるほか、モータースポーツで実証した技術をフィードバックしたパフォーマンスパーツをリリースしているのはご存知の方も多いだろう。
スバルブースに置かれたレヴォーグSTIパフォーマンスは、1.6GT-SをベースにSTIのパフォーマンスパーツの数々を装着したカスタマイズモデル。乗り心地を損なうことなくハンドリングを向上するフレキシブルタワーバー、路面設置性を高めることでコーナリング中の安定性と操舵感を高めるフレキシブルドロースティフナーなど、走りの楽しさ、気持ちよさにこだわったパーツがセレクトされている。
一方、ボディカラーはSTIが手がけたコンプリートカーS208、BRZの限定車などに採用されたクールグレーカーキをまとう。これがなかなかインパクト大。鍛え上げた肉体とスーツの組み合わせを思わせる、ちょっと爽やかで、なのにアグレッシブな雰囲気も湛えた1台に仕立てあげられている。
標準車ベースでもココまできっちり仕上がる!という好例
レヴォーグには現在のラインナップにも、フラッグシップグレードとしてSTIスポーツが設定されているが、展示されたモデルは1.6GT-Sがベース。にも関わらず、フロントアンダースポイラーやルーフエンドスポイラーといった空力パーツ、ウルトラスエードのステアリングなど、STIの内外装パーツを装着することで、グッと精悍さを増している。
ちなみに、これらのスバルとSTIが手がけるパーツは、見た目はもちろんのこと、例えばエアロパーツであれば風洞実験を繰り返し開発されており、性能面の向上も期待できる。さらに、今回のデモカーはドアノブやアンテナ部をブラック仕上げすることで凛々しさがアップしているが、こうしたディテール処理もオーナーにとってはカスタマイズのヒントになりそうだ。