【前編】VeilSide(ヴェイルサイド)の歴史 – ヨコマク・レーシング〜コンバットシリーズの登場
1990年代のチューニングカーシーンをご存知の方ならば、「VeilSide(ヴェイルサイド)」は印象深いチューナーのはず。独創的なデザインのエアロパーツやホイールはワンアンドオンリーな、見る者を魅了するカタチでした。 そ […]
1990年代のチューニングカーシーンをご存知の方ならば、「VeilSide(ヴェイルサイド)」は印象深いチューナーのはず。独創的なデザインのエアロパーツやホイールはワンアンドオンリーな、見る者を魅了するカタチでした。
そんなヴェイルサイドの歴史を紐解いていきましょう。
VeilSide(ヴェイルサイド)とは
ヴェイルサイドは茨城県つくば市に本拠を構えるカスタムメーカー。社名の由来は代表である横幕宏尚氏の苗字を逆から読み、英訳(Veil=幕、Side=横)したモノが由来です。
ヨコマク・レーシングの製作したS30Z
近年はベントレーやメルセデス・ベンツなど高級スポーツカーのエアロパーツメーカーという趣が強くありますが、当時はR32 GT-Rを1500馬力にチューンナップしドラッグレースへ参戦するなど、ハードなチューニングを施すメーカーでした。
独創的なエアロデザイン
何と言ってもヴェイルサイドの本領は他とは一線を画す、オリジナリティ溢れるエアロパーツのデザインにあるのではないでしょうか。ヴェイルサイド公式サイトには以下の様な文章が掲載されています。
VeilSide設立前、横幕レーシングの時代から常に「一番になる事」しか考えてこなかった。だがチューナーであれば誰でも至極当然の事。単純に速いだけのチューニングも散々手がけてきたが、どうせなら最高にクールでカッコイイ方がいい。そんな純粋で単純な発想から自分の感性だけを信じ1番の存在しない、終わりのないデザイン造形の世界を突き進むこととなる。
「どうせなら最高にクールでカッコイイ方がいい」まさに男子のハートをくすぐる一文ですね。
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