個性を強烈に主張するエアロパーツで魅せる

インプレッサやスカイラインなど、斬新なボディパーツとハイパフォーマンスで注目を浴びたコンプリートカーの製作で名を馳せたトミーカイラ。ROWENはそのトミーカイラにルーツを持つが、現在はアグレッシブなエアロパーツを得意とするワールドワイドなメーカーとして知られる。東京オートサロン2018も魅力的なカスタマイズモデルをブースにずらりと並べたが、人気のレヴォーグは待望の後期型を展示している。

レヴォーグ用のアイテムについては、東京オートサロン2015でリップスポイラーを発表すると、続いてフルバンパータイプの「RR」をもリリースし高い支持を受けていたが、後期型にもまずはフロントスポイラーが用意されている。

好評の前期型用パーツのイメージを踏襲して開発

リップタイプとは言ってもそこはROWENの手がけたボディパーツだ。前期モデルを踏襲したデザインは、左右に片側3発ずつのLEDスポットライトをインストールし、センター下部に折り返しを配置。その両側から立ち上げるデザインとすることで立体感を演出し、実に個性的だ。アグレッシブかつラグジュアリーテイストもかんじさせるが、ボリュームを持たせながらSTI製リップスポイラーよりも車高が下がらない設計としたため、使い勝手が大きくそがれることもない。

多彩なパーツを装着しても見事な統一感が印象的

展示されたデモカーには、このほかにも、前期モデル用同様フィンタイプのフロントグリルを装着。後期モデル用はフィンを1枚減らして4枚とすることで、冷却効率の向上を狙っている。さらにディフューザー形状を取り入れたリヤバンパーとリヤアンダースポイラー、存在感を主張する大きめのサイドステップ、リアウイングVer.2、アイラインガーニッシュ、ボンネットダクトエクステンション、リアオーバーフェンダーなど、高い拡張性を誇るパーツで統一感のあるスタイルに仕上がっている。

 

ウインカーとテールランプの最新アイテムにも注目

今後はフロントオーバーフェンダーの開発も視野に入れているというが、このレヴォーグにはもうひとつ注目の最新パーツが盛り込まれていた。ROWEN LED BRILLIANT TAIL LAMPがそれで、フローアクションウインカー（流れるウインカー）を採用。さらにデイライト、ウエルカムランプの機能も備えた“シーケンシャルドアミラーウインカー”も装着。こだわり派のスバリストにおすすめのパーツ満載のレヴォーグに仕上げられていた。