もうマツダ RX-7(FD3S)を走らせるべきではない、4つの理由

最近ではめっきりRX-7(FD3S)を街中で見かけることも減ってきました。FD3Sは、もう走らせてはいけないのです。なぜなのか?その理由を説明しましょう。

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最近ではめっきりRX-7(FD3S)を街中で見かけることも減ってきました。

気がつけば世の中、軽自動車とハイブリッドだらけ。エコロジー(ecology)とエコノミー(economy)が最も偉い世界となり、ハイオクガソリンを湯水のように垂れ流し、エンジン始動し立ての目に染みる排ガスをまき散らすFD3Sは、ひょっとしてもう公道で走ってはいけないのでしょうか!?

RX-VISIONの影響もなんのそののRX-7(FD3S)、その理由に迫ります。

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理由1:貴重すぎる

RX-7(FD3S)を街中で見かけない…それもそのはず。2002年8月に『絶版』となってから、既に13年以上が経過しています。絶版、それはつまり、現存する車両のみの存在であり、失われる一方の存在です。

そして、FD3Sは世界で最後のターボ過給機付ロータリーエンジン搭載車両でもあり、特別工業記念物としてトキのごとく世界的に保護されるべき存在です。

そんな貴重な車が公道で走って良いワケがない!全損事故でも起こされたら、それは人類にとって重大な損失です。特に最終モデルの6型は、マツダの技術者達が作り上げた究極のFD3S。一般人は近づくことさえ許されない存在です。街中で見かけたら、その日は一日良いことが起きるでしょう。

理由2:脆すぎる

http://www.rx7club.com/3rd-generation-specific-1993-2002-16/rotary-engine-book-cover-shot-needed-770276/

引用:rx7club.com

ロータリーエンジンはシンプルで小型・高出力。ロータリーロケットの異名を持つ程、異次元の加速感をドライバーへもたらしてくれる特別なエンジンです。

その一方で、単室容積654cc×2の13B-REW型ロータリーエンジンは、ガラスの肘を持つ甲子園球児よろしく、とてもデリケートな存在です。

ローターがローターハウジングを摺動し、アペックスシールがペリフェラルポートを通過する…この時の遠心力がもたらす、アペックスシールへかかる負荷は想像を絶します。

そのため、レシプロエンジンとは比べものにならないぐらいエンジンは摩耗し、段々と圧縮が抜けていきます。したがって、エンジンオイルはまるでバイクのごとく、3,000km毎に交換が必要。これはオーナーとFD3Sによる血の契約により義務付けられており、サボると他オーナーからも村八分に遭います。

さらに、ロータリーエンジンは構造上非常に冷却が苦手です。情熱的すぎるのです。

グラマラスかつ低重心を実現するため低くエンジンフードの下へマウントされたロータリーエンジンが発する強大なパワーは、ドライバーのFDへ対する情熱へ比例し、増大します。

その有り余る熱量は、冷却ホース、リザーブタンク、エアセパレータタンク、ハーネス、ソレノイド周りへ劣化トラブルを引き起こす要因を作ります。

これらのパーツによるトラブルは当然の様に起こります。遠出したら帰って来られない可能性も。ロードサービスへ未加入である、人力牽引で帰宅する自身がある怪力自慢以外は、1mmも車庫から出すべきではありません。

理由3:美しすぎる

enfini-fd3s

日本で、いや世界で最も美しい車はRX-7(FD3S)というのは、宗教を越えて全人類が共通で持つ認識であり、今更説明する事でもないでしょう。

艶めかしいボディラインは、女性そのもの。いや、ロータリーエンジンのトロコイド曲線からくるものかもしれません。フロント、サイド、リヤ…360度どの方向から見ても全く隙が無い。

視界に入れたら最後、数秒間は目が離れません。ある調査によると、一生に一度以上FDを公道で目にした人が死亡する確率は100%。つまり、公道ではとても危険な存在です。

それはFD3S車内で運転するドライバーにとっても例外ではありません。街中のショーウィンドウに写る自分のFD3Sに目が行ってしまったり、ピカピカの鏡面タンクローリー後ろへ限界まで近づき、映る姿を楽しんだりと、事故を引き起こす確率が飛躍的に上がってしまいます。

FDに罪はありません。美し過ぎる事が罪なのです。

結論:もはや車もうここまで人類を魅了する存在となると、この車が生み出されたのは自然の摂理、人類の必然、宇宙の神秘です。

単なる車という枠で語るのはおこがましく、人知を超えた存在です。本当に存在しているのか?網膜で結像されたFD3Sの姿は、実は脳が勝手に創りだしたモノなのではないか?果たして目の前にあるFDは、本当にFDなのか?もはや哲学的な疑問さえ浮かびます。

既に概念的存在になりつつあるFD3S様。貴重な存在をこれ以上減らさぬためにも、やはりこれ以上FD3Sは公道を走るべきではない、という事をご理解いただけたでしょうか。

FD3Sはシャッター付ガレージへ保管し、盆栽のように眺めて楽しむモノなのです。

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コメント

  1. より:

    排気はペリフェラルポートね。

  2. さんかわ より:

    アンサイクロペディアちっくで読んでて楽しかったですよ笑
    こんなネタマジレスする頭硬いやつは
    ネットやめちまえw
    アンサイクロペディアなんか読んだら発狂するんだろうなぁ……

  3. 匿名 より:

    このコメント見て、反骨精神に火がついて、もっと走り込んでやる‼︎ と思ったのでした。(^-^)

  4. さぶろう より:

    ネタにマジレス恥ずかしいな(笑)
    今では公道で走らせるのが気が引けるほど、それくらい価値が高いということが言いたいんでしょ。
    セブン乗りはもっと自分誇れよ。そういうクルマを所有して走らせることができる自分にさぁ

  5. マルヤマ より:

    いや面白かったし、コメントの流れもみんな分かってて書いてるだろwってのが多くて楽しめた。

  6. にろ より:

    吸気側がサイドポートで排気側がペリフェラルポート。

  7. 末田 より:

    ペリだったの?

  8. ねこま より:

    あえて釣られに行きたいのですが、気の利いたネタが思い付きません(笑)

  9. ボブ より:

    みんなFDすきやな!

    俺も昔乗ってて 今でもすきやで!

  10. 散財王 より:

    オレはスピリットRのタイプAを伊豆スカイラインで全損w

    その少し前に同じくスピリットRが首都高湾岸線の葛西付近で事故って全損。
    (↑オレだと勘違いされたw)

    でもあれだね。
    美しさというかデザインだけは理解できると思わない?
    この形で細部の作りや高級感を出せば、また売れる気がする。

  11. マスター より:

    記事楽しく読ませていただきました。ただ、FDと言うより、マツダのロータリーは、レース仕様以外は、ペリフェラルポートでは無くて、サイドポートですよ。

  12. タコ嫌い より:

    ほんとタコ
    ネットねた?
    釣り針?
    タコはタコだけで
    たんツボ
    の世界
    だけで生きてきな。
    あ、タコ壺か…

  13. (笑) より:

    目の前の釣り針に引っ掛かりに行くヤツが多過ぎて草生える。

  14. ひえだ より:

    ネタは分かるけど、実際盆栽して腐らせる奴もよく見るから、冗談に笑えへんのですよ^^;

  15. 野獣先輩 より:

    コメント入れてる奴ら、ネタ記事にマジレス恥ずかしすぎんよ~

    ネタはネタであると見抜けないバカだってハッキリわかんだね。とっととネットやめて、どうぞ。

    顔真っ赤にしてコメント書いてるとこ想像すると草生えますよ~wwwwwwwwwwwwwwwww

  16. 旅ちゃん より:

    岡山国際サーキットで1台全損させてしまった1人です( ̄▽ ̄)

  17. なにこれ。 より:

    この作者
    ロータリーの事ちゃんと知らないんですね。
    もしくは本物に会えてないんですね。
    こういう記事は訂正すべき。
    私も読み終えて不愉快な気分しか
    残りませんでした。

  18. musashi789 より:

    FD3S6型それもいよいよ最後の8月、、、のFD3S所有してますが、、周囲からもったいないと言われつつ、ライトチューンしちゃいました。サーキットでは軽く流した程度ですが、ポテンシャルの凄さはひしひしと感じています。時々近場を転がす程度ですが、いずれは売却も、、考えなくては車がかわいそう。ボディのきしみも全く無い、走行距離も極端に短い車両です。

  19. Suzuki-san より:

    走らない車に価値なんて無いんじゃないですか?笑
    そんなにFDが好きなら世の中に流通しているFDを保護してから書いてくださいね^^
    見てて不愉快な論文でした。
    ありがとうございました

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