• TOKYO AUTO SALON 2018
  • 2018年1月12日

【東京オートサロン2018】SUBARUとSTIの未来像を具現化した注目のコンセプトモデル

「愉しさ」にこだわり続けるスバルテクニカインターナショナル 走りの本質を追究し、それを実現する技術や商品を送り出すこと。モータースポーツで優れたパフォーマンスを実証し、クルマの開発にフィードバックすること……。STIはS […]

「愉しさ」にこだわり続けるスバルテクニカインターナショナル

走りの本質を追究し、それを実現する技術や商品を送り出すこと。モータースポーツで優れたパフォーマンスを実証し、クルマの開発にフィードバックすること……。STIはSUBARUとの関係を深化させつつ、そんな役割を担っている会社だ。カスタマーに「安心と愉しさ」、なかでも「愉しさ」を提供するため技術力の向上に余念がない。

近年は、STIのコンプリートカーであるSシリーズとは異なり、より幅広いクルマ好きの要望に応えられるよう、カタログモデルとしてSTI Sportグレードを展開するなど、その取り組みに熱い視線が注がれている。また、2016年にオーストラリアでフォレスターのコンプリートカーを発売したのを手始めに、アメリカでもWRX STIタイプRを販売するなど、海外マーケットへの進出も果たした。

SBARUとSTIの固い絆を象徴する、新たなコンセプトカー

そして新しいステージに駆け上がったSTIを象徴するかのように、東京オートサロンでベールを脱いだのが、この“SUBARU VIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT”である。全長4950mm、全幅1950mm、全高1430mm、ホイールベース2730mmという堂々たる体格のこの4ドアセダンは、昨年10月の東京モーターショーにSUBARUが出品したSUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPTをベースとするアドバンスドモデル。STIが約30年にわたりモータースポーツ活動やコンプリートカー開発などで培った、さまざまなノウハウを投入した注目のコンセプトカーだ。

STIブランドにふさわしいエクステリデザインで魅せる

“STI版”をカタチにするにあたっては、内外装や装備品のデザインをSTIと共同で、SUBARUが行った。専用のフロントバンパー、サイドシルスポイラー、トランクスポイラーは、STIのコンプリートカーらしい高性能をイメージさせるデザインが与えられている。同時に、空力性能など機能の裏付けを持たせることで、操縦安定性をはじめとする走行性能の向上につなげており、高いレベルで安心と愉しさを提供できるように開発が進められた。

SUBARUのクルマ作りのフィロソフィーである「走りを極めれば安全になる」という考え方のもと、世界トップレベルの走りを目指し、情熱と夢を注ぎ込むSTIの「挑戦」を形にしたSUBARU VIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT。スバリストには見逃せない一台だ。