• TOKYO AUTO SALON 2019
  • 2019年1月28日

【東京オートサロン2019】アメリカンなNITTOブースはアグレッシブ&エキサイティング

スペシャリストがきっちりカスタムした新型ラングラー NITTO(ニットー)はトーヨータイヤのブランドのひとつ。日本ではカスタムカー御用達のスタイリッシュなイメージでおなじみだが、北米で積極的に展開を行っていることもあり、 […]

スペシャリストがきっちりカスタムした新型ラングラー

NITTO(ニットー)はトーヨータイヤのブランドのひとつ。日本ではカスタムカー御用達のスタイリッシュなイメージでおなじみだが、北米で積極的に展開を行っていることもあり、オートサロンのブースには毎年のようにド派手で迫力満点のクルマたちが並ぶ。今年は「ジープ・ラングラー」、「トヨタ・タンドラ」、「ダッジ・チャレンジャーSRTデーモン」の3台が展示された。

まず視線くぎ付けなのが新型ラングラー。アメリカのラングラーフリークから絶大な支持を得ているというスペシャリスト「Off Road Evolution」が手掛けたもので、展示のためにわざわざ海を渡ってきたのだ。ロングアームキットなどを用いてリフトアップした姿はなかなかの存在感。そこにアグレッシブなトレッドパタンが与えられたオフロードタイヤ「RIDGE GRAPPLER(37×13.50R17)」を装着している。

日本未発売の製品だが、見た目から想像がつくように高いオフロード性能を備えているそうだ。興味を持たれた方も多いかもしれない。

 

ワイドボディコンバージョンキットが大迫力のタンドラ

続いてタンドラ。北米トヨタが販売するフルサイズピックアップトラックで、こちらは“プレランナースタイル”にモディファイされていた。カリフォルニアで人気のあるオフ系カスタムのプレランナースタイルは、デザートレースをコースの下見で走行する「プレラン」に由来するもの。つまり、オフロードの走破性を徹底して高めたレーシングトラックのスタイルを再現したものなのである。

リフトアップに大きなタイヤとワイドなフェンダーがお約束だ。そしてタンドラのタイヤは、オンもオフもいける「TRAIL GRAPPLER M/T」が装着されていたが、こちらも日本では未発売のモデルである。

 

アメリカンマッスルもブースを華やかに彩る

さて3台目は、ダッジ・チャレンジャーの超ハイパフォーマンスモデル、チャレンジャー SRT デーモン。最高出力850psを絞り出すHEMI仕様の6.2リッター スーパーチャージド「デーモンV8」を搭載し、0-100km/hを2.3秒、0-400mをなんと9.65秒でクリアしてしまうモンスターだ。特徴的なトレッドパタンを採用したラグジュアリー・スポーツタイヤ「INVO」を装着していたが、サイズはフロント:285/30 ZR20、リア:345/25 ZR20 をチョイス。グリップ性能と快適性、どちらも譲れないという方には、このINVO、オススメかも。

というわけで、ニットーのブースはどっぷりアメリカンな雰囲気。その様子を眺めながら、こんな楽しみ方が日本でもっともっと広まって、クルマ趣味が“多様化”するとおもしろいんだけどなぁ……なんて思ってしまった。