• TOKYO AUTO SALON 2019
  • 2019年1月23日

【東京オートサロン2019】深い輝きを放つブルーが“プレミアムスポーティモデル”の証

洗練されたエクステリアと上質さにこだわったインテリア 近年は自動車メーカー系のカスタマイズモデルも数多く登場しているが、湘南・茅ヶ崎に本拠を置く日産のグループ企業、オーテックが手がけるクルマたちはなかなかのツウ好み。ひと […]

洗練されたエクステリアと上質さにこだわったインテリア

近年は自動車メーカー系のカスタマイズモデルも数多く登場しているが、湘南・茅ヶ崎に本拠を置く日産のグループ企業、オーテックが手がけるクルマたちはなかなかのツウ好み。ひと言でいえば、違いが分かる大人向けのプレミアムモデルだ。

茅ヶ崎の海と空をイメージしたという、深い輝きを放つオーロラフレアブルーパールをまとったノートe-POWER AUTECH SPORTS SPECとリーフAUTECH Conceptを細かく観察すると、メタル調フィニッシュが施された専用バンパー、ステッチが美しい専用ステアリングなど、数々の専用パーツが与えられていることに気づく。とはいえ、そのサジ加減は品良くスポーティという塩梅で、派手さよりデザインやクオリティにこだわったカスタマイズとなっているのが特徴。

ちなみに、ノートはすでにカタログモデル化されているのだが、リーフは参考出品車。この完成度を見ると、市販化はそう遠くはなさそうだが、1日でも早くオーテックのラインナップに加わって欲しい1台だ。

 

SPORTS SPECは”走り”の質感もブラッシュアップ

ノートe-POWER AUTECH SPORTS SPECはそのネーミングのとおり、走りにもチューニングが施されている。ボディはフロントクロスバーやトンネルステーなどによって補強。さらに、専用サスペンションやパワーステアリング、16インチアルミホイールを採用しており、操縦安定性の乗り心地の向上を図っている。

また、スペック上の最高出力こそノーマルのe-POWERと共通だが、コンピューターは専用チューニングが施されており、俊敏なレスポンスと気持ちのいい加速感を実現、回生ブレーキのセッティングにもこだわるなど、走行性能にも磨きを掛けている。

 

ユーザーの好みに応えるカスタマイズプログラムを用意

内外装はもちろん、走りの質感もグレードアップしたオーテック仕様だが、その特別さをさらに際立たせる「プレミアムパーソナライゼーションプログラム」が新たに設定された。これはインテリア用の特別プログラムで、シートは素材がレザレット(人工皮革)となり、ストーンホワイト、ブラウン、ブラックの3色から選択可能となる。さらに、オプションとしてステアリングは標準のブラック×ブルーに加えて、ブルー部分をシート同様の3色から選べるほか、ステッチの縫製パターンも3種類が用意される。このプログラムは完全受注生産となっており、オーテックジャパンの職人が1台ずつ丁寧な手作業で仕立てるという。今回展示されたノートはこのパーソナライゼーション仕様となっており、リーフも参考出品ながら同プログラムに準じた仕立てとなっていた。

小さな高級車というと、ありふれた表現に聞こえてしまうが、メーカー直系カロッツェリアならではのクオリティとコダワリが強く感じられる1台となっているのは間違いない。