【東京オートサロン2020】さまざまなアプローチで魅了する人気者ジムニー【スズキ ジムニー、ジムニーシエラ】
ジムニー&ジムニーシエラは、相変わらずの人気。プレステージ性の高い欧州SUVにインスパイアされたボディパーツから、’70年代あたりのヴィンテージな味わいを取り入れたカスタム、さらには無骨さ、精悍さを全面に押し […]
ジムニー&ジムニーシエラは、相変わらずの人気。プレステージ性の高い欧州SUVにインスパイアされたボディパーツから、’70年代あたりのヴィンテージな味わいを取り入れたカスタム、さらには無骨さ、精悍さを全面に押し出したワイルドなドレスアップ、そして本格的なクロカンスタイルなど幅広いテイストのアイテムがリリースされていて、さてどんなふうに楽しもうかと迷われている方も多い様子。そんなジムニーの展示車両から、魅力的な3メーカーの展示をピックアップした。
くるまドットコムは力強さが印象的
まずは多種多彩なカー用品を取り扱う“くるまドットコム”の手がけたジムニー&ジムニーシエラから。どちらも“スチールボディアーマー”と呼ばれる仕様に変身。力強いデザインの前後バンパーはその名の通りスチール製で、専用サイドステップやスチール製専用リアラダーも装着。また、大型のドアバイザーやサイドドアガーニッシュも取り付け、迫力ある外観に仕立てた。このほかジムニーは、Gルック風フロントグリル、ボンネットバグバイザー、オーバーフェンダー、ルーフラックなどをチョイス。ホイールはジムニーがクリムソン MG BEAST、ジムニーシエラはレイズ TEAM DAYTONA M9と、SUV/4×4に人気のホイールをセットしているのも見逃せない。
クオリティの高さが際立つGルックのAEROOVER
続いて、完成度の高さが光るボディパーツをプロデュースする“AEROOVER”のジムニー(白)&ジムニーシエラ(青)をご紹介。パールホワイトがジムニーベースのAEROOVER G62で、こちらはローダウンスタイル。そしてブルーメタリックがジムニーシエラベースのAEROOVER G62Sで、いまどきのリフトアップバージョン。AEROOVER G62Sは東京国際カスタムカーコンテスト2020、Kカー、コンパクトカー部門で優秀賞に輝いている。
どちらもボディキットは“AEROOVER G62&G62S”を装着し、いわゆる“Gルック”にまとめられているが、その仕上がりが素晴らしい。キット内容は、フロントバンパー(LEDウインカー/デイライト、グリルネット付属)、フロントグリル(メッキモール付属、エンブレムは純正流用)、オーバーフェンダー4Pセット(片側80ミリワイド)、リアバンパー(テールランプ、リフレクター、バックランプは別売)、スペアタイヤカバー(エンブレムはスズキ純正品が別途必要)で、今回は2台ともにコンケイブデザインの新作 KFW M-MOTION ホイールを履いていた。ちなみにジムニーがマットブラック、ジムニーシエラがグロスブラックポリッシュで、サイズは両者7J×18だ。
レトロだけど“インスタ映え”のKLC
最後は、Kカーのカスタマイズのオーソリティ“KLC”の2台のジムニー。どちらも“Heritage”と呼ばれるカスタムラインのアイテムによる、お洒落レトロな雰囲気にまとめられているのが魅力だ。そしてカスタムのコンセプトは“インスタ映え”。カラーリングも含め、見る者を強く惹きつけるジムニーに仕上がっている。
ホワイト×ピンクの“Jimny Girl”は、40ランクルのグリルのエッセンスを湛えたFACE GRILLE FORTYやFACE BAMPERで、ちょっと懐かしい雰囲気に。また匠ルーフラックを装着し、KLC轟リフトアップサスペンションを装着した。ブルー×ゴールドの“チャラJimnyボンボーン!”は、スタンダードな横フィンタイプのFACE GRILLE BGを取り付け、リアはSMOOTHING PANELを用いてスペアタイヤ跡をスムージングしたかのように見せている。2台とも、ホイールはHEAVENを装着するが、Jimny Girlはマーガレットホワイト、チャラJimnyボンボーン!はマットブラックをチョイスした。