ド派手な超大径ホイールカスタムが特徴のマイアミスタイルにカスタムする方法

サウス系、あるいはドンクとも呼ばれる、アメリカのマイアミを発祥とするカスタムスタイル。中には30インチオーバーという超大径ホイールを履かせるアメリカ発祥のカスタム手法です。

マイアミスタイルとは?

donk1

引用:forgiato.com

サウス系、あるいはドンクとも呼ばれる、アメリカのマイアミを発祥とするカスタムスタイル。中には30インチオーバーという超大径ホイールを履かせるアメリカ発祥のカスタム手法です。

ベース車両はセダン、クーペ、SUVと、何でもアリの状況ですが、とにかく超大径ホイールを装着するのがポイントです。これだけ大きなホイールを装着するため、必然的に車高も上がり、いわゆる“アゲ系”と呼ばれるカスタムです。

マイアミスタイルにカスタムする方法とは?

とは言え、ノーマルの足回りそのままでは、超大径ホイールを装着する事は不可能です。まずホイール&タイヤを収めるためにフェンダーアーチを大きくカットするボディ加工が必要です。フロントフェンダーは1枚モノのパネルなため、アーチを切るだけで済みますが、問題はリヤフェンダーです。

リアフェンダーはフェンダーパネルだけでなく、リアドアやリアバンパーなど複数の部分が重なる箇所のため、まずアーチ拡大にフロント以上の時間と労力を要します。

また、ボディ剛性を確保する上でも重要ポイントなため、切りっぱなしというわけにはいかず、ボディ剛性を考慮した板金加工が必要になります。

一方、車高を上げてホイール&タイヤとフェンダーのクリアランスを稼ぐため、足回りにも手を加えなければなりません。具体的には、ダンパーの上側取付け部とボディパネルの間にスペーサーを挟んで、サスペンションアームができるだけ下がるようにします。

また、スプリングを交換してさらにアームを下げると同時に、リバウンド(縮み側)ストロークを規制することも重要です。そうしないと、走行中にタイヤとフェンダーが干渉してしまいますからね。

見る者を圧倒するドンクスタイル。実は、見えないところで色々な技が使われているのです。