ポルシェデザイン監修レガシィ・ブリッツェン!歴代全モデルまとめ(BE/BH/BP/BL)
なぜブリッツェンの復活が待望されているのか?これまでに販売された歴代ブリッツェン7モデルのまとめと共に、その魅力を振り返ってみましょう。
レガシィ・ブリッツェン『LEGACY BLITZEN 2016 MODEL』として復活か!?
特別なレガシィ
2000年、3代目BE/BHレガシィのB型より登場した「レガシィBLITZEN(ブリッツェン)」。鮮烈な赤のプレミアムレッドと、ポルシェデザイン監修による専用エアロ、専用インテリアが象徴する様に、特別なレガシィとして人気を博したモデルです。
パワフルなエンジン、実用性を備えたパッケージング、スペックに対し現実的に買える価格、とスバルの屋台骨を支える人気モデルのレガシィ。そこへポルシェデザインの感性と、STIによるパフォーマンス向上が加わり、プレミアムスポーツとして仕上げられています。
9年の沈黙を破る、東京オートサロン2015へのデザインコンセプト展示
そのブリッツェンが9年の時を経て現行BNレガシィで復活か!?と騒がれたのが、2015年の東京オートサロンでスバルがデザインスタディモデルとして発表をした『LEGACY B4 BLITZEN CONCEPT(レガシィB4ブリッツェン コンセプト)』。
なぜブリッツェンの復活が待望されているのか?これまでに販売された歴代ブリッツェン7モデルのまとめと共に、その魅力を振り返ってみましょう。
BLITZEN
BH(B型)B4 RSKをベースに初登場
2000年に登場した初代ブリッツェンは、BHレガシイ(B型)のB4 RSKをベースに、スバルのモータースポーツ専門会社である、スバルテクニカインターナショナル(STI)より登場。発売当初はB4の特別仕様車的な位置付けで、2000台強が販売されました。
“BLITZEN”とはドイツ語で「稲妻が輝く」の意味で「稲妻のように走り過ぎる」 光景をイメージしてネーミングしたとの事。
プレミアムレッドは通常塗装より一層多い
エアロデザインはレガシィのデザインを新しく解釈したと言って良い流麗なデザイン。専用のフロントバンパー、リヤバンパー、リヤスポイラー、フロントグリル、17インチアルミホイールを装着。
フロントフードは軽量アルミ製とされ、MT車にはトラクション性能を向上させるフロントヘリカルLSDを採用するなどパフォーマンス面でもスペシャルな一台です。
専用色『プレミアムレッド』もブリッツェンの象徴と言えます。この鮮やかな発色をさせるために、通常塗装よりも一層多く塗られ、非常に手間の掛かった特別な色。他にアークティックシルバーメタリック、ブラックマイカが設定されました。
BLITZEN 2001 MODEL
歴代中の“唯一”が多いモデル
その後、人気の高まりを受けて2001年にはツーリングワゴンGT-B E-tuneベースとしたワゴンバージョンが追加された『BLITZEN 2001 MODEL』がB4/ツーリングワゴンそれぞれ1000台限定で発売。
ボディカラーは歴代ブリッツェン中、唯一ピュアホワイトが設定。その後のモデルでは設定が無くなり、あまり人気が無かった様です。
ソニーのオーディオを突然採用、そして退場
この頃のレガシィの純正オプションオーディオと言えば『マッキントッシュ』ですが、BLITZEN 2001 MODELには『SONYドライビングサウンドシステム for BLITZEN』がB4には標準、ツーリングワゴンには選択オプションとして設定されています。
このSONY製オーディオは2001 MODELのみの採用。その後のモデルには登場しません。ソニーの退場は大人の事情でしょうから、あまり掘り下げはしません。
コメント
BLITZEN 2006 MODELとS402に乗っていました。
より魅力的期待しています。