【あ行】今さら聞けない!チューニングカー用語辞典

正しく意味を言えますか?今さら知らないと言いづらい、チューニングカー用語の辞典。あ行。

アーシング

アーシングとは、電装部品のマイナスアースを抵抗の少ないケーブルでバッテリーに直結するチューニング方法、またはチューニングパーツ。

一般的にクルマの電装部品はボディを通してバッテリーにマイナスの電流を戻しますが、ボディの電気抵抗により電力ロスが発生します。それを減らし、電装部品が持つ本来の性能を発揮させるチューニング手法です。

アクチュエーター

アクチュエーターとは、ターボチャージャーの排気側に付いているバイパス弁(スイングバルブ)の開閉をコントロールするパーツ。

設定圧力に達すると弁を開けて排気を逃がし、それ以上ブースト圧が上がらないようにする装置です。純正タービンや、アフターでも容量が小さいタービンはこの方式を採用しています。

アクチュエーターはターボチャージャー本体に固定され、設定ブースト圧に達するとバルブを開いて排気ガスを逃がし、ブースト圧が上がりすぎないように制御するパーツです。

アライメント

アライメントとは、車体や進行方向に対して、タイヤ&ホイールがどんな角度でついているかを表す要素。

具体的にはキャンバー、キャスター、トーに分けられます。これらは直進性やタイヤ接地性、コーナリング時の安定性などを左右するので、アライメントが適正でないと、真っ直ぐ走らなかったり、タイヤが片減りしたりします。

アンダーステア

アンダーステアとは、コーナーでフロントタイヤがアウト側に出ていく現象。

コーナー立ち上がりでこの現象が出る場合はクルマの特性であることが多いですが、コーナー進入時のアンダーステアは運転ミスに原因があることも。また、クルマの基本特性としてFF車や4WD車はアンダーステアが強い傾向にあります

アペックスシール

アペックスシールとは、ロータリーエンジンで、ローターがハウジングに接する3つの角(頂点)に使われるパーツ。

2分割(2ピース)、3分割(3ピース)タイプがあり、燃焼ガスの漏れを防いで適正な圧縮比を維持するなど、レシプロエンジンでいうピストンリングのような役目を果たします。

アクリルウインドウ

アクリルウィンドウとは、アクリル樹脂でできているウインドウ。

ガラスより軽く、軽量化する際によく用いられます。ただし、車検には通らないケースが多い他、剛性不足で走行中にバタついたり、表面にキズがつきやすいなどのデメリットもあります。

チューニングカー用語“い”

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