【あ行】今さら聞けない！チューニングカー用語辞典

正しく意味を言えますか？今さら知らないと言いづらい、チューニングカー用語の辞典。あ行。

ECU

ECUとは、エンジン・コントロール・ユニットの略で、文字通りエンジンを制御するコンピューターのこと。

各種センサーからの情報を元に演算して、エンジンが置かれた状況に最適な燃料噴射量と点火時期を決めるのが主な役割になります。最近では、スロットルやTCS、VDCなどを含めて統合制御するクルマも増えてきています。

インジェクションとは、インマニや燃焼室などに燃料を噴射する燃料供給装置。吸入空気量などの情報を元にECUが噴射量を演算して、インジェクターに信号を送ると、指定された時間だけインジェクターの弁が開き、吸入空気に応じた量の燃料を噴射するようになっています。

インセットとは、ハブの取り付け面がホイール断面の中心からどれくらいズレているかを表す数字で、2008年にそれまで使われていたオフセットから名称が変更されました。

オフセットでプラス方向(数字が大きいほどホイールが内側に入っていく)をインセット、±0をゼロセット、マイナス方向(数字が大きいほどホイールが外側に出ていく)をアウトセットと呼びます。

インタークーラーとは、ターボチャージャーやスーパーチャージャーで過給した吸入空気を冷却する装置。

吸入空気は圧縮すると温度が上昇して密度が下がってしまうので、エンジンが同じ体積の空気を吸い込んでも燃焼できる酸素は減少します。そこで圧縮された吸入空気を冷やして密度を上げ、燃焼効率を高めるのがインタークーラーの役割です。

インテークマニホールドとは、サージタンクを通過した吸入空気を各気筒に配分する管で、気筒数だけ本数があります。

直噴エンジンでなければ、このインマニに燃料を噴射するインジェクターが備わっています。また、多連スロットルエンジンの場合、スロットルもインマニについています。

インジェクターとは、インマニや燃焼室に燃料を噴射するパーツ。

圧力をかけられた燃料が供給され、バルブが開いたときだけ噴射するようになっています。大幅なパワーアップを狙う際、純正インジェクターでは噴射量が不足することがあるので、大容量タイプに交換します。容量は1分間の噴射量(吐出量) ccで表されます。